日本相撲協会の設立80周年記念チケットで、本来は4人桝であるところを2人桝として利用する(料金は2人分)というものを購入した。この記念チケットは桝C席のみ設定されていたため、またもや憧れの2人桝A席からの観戦は夢と消えたのであった。しかも最後方の15側だったので、桝席デビューした時(平成15年5月場所)と同じ場所からの「出直し」となってしまった。携帯
電話のしょぼいカメラでは土俵上の関取達の姿は豆粒になってしまうので
撮影を断念、10倍ズームデジカメだとさすがに大きく写るが、シャッタースピードが遅くて手ぶれ画像が頻発。
8時45分に国技館到着。モギリは元麒麟児の北陣親方だった。親切に席の場所を教えてくれるとともに「今ならまだ(お客さんが少ないから)前の方に行って
見てもいいですよ」などと付け加えてくれた。
入館前に荷物のチェックを受ける。いつも思うのだが、あのように中身をざっと一瞥するだけで大丈夫なのだろうか?ていうか、どこをみて何を判断しているんだろう?別に変なもん持っていかないからいいけどさ。それにしても前日は天覧相撲だった
のだから、もっと厳重にチェックしたのかな?
取組開始は9時。その取組開始時刻というものが、国技館に行ってみるまでわからない。インターネットで調べても事前には全くわからない。しかし、国技館の入口でもらう対戦表には
取組開始時刻がきちんと印刷されているのであるから、つまり少なくとも前日の夜にはそれは判明しているんだろう。それならせめて当日の朝までにはその時刻をホームページ上に載せてもらうわけにはいかないのかしら。それとも序
ノ口あるいは前相撲から見ようなんて人は少数派だから相手にしてもらえないのかしら。
この場所から国技館は桝席も含めて全席禁煙となった。したがって、席においてあった四角い木箱(消煙用の水が入っていた)もなくなっていた。賛否あるだろうが、我々は喫煙者ではないので、全席禁煙はまことに有難い制度であると思った。
物言いがついて取り直しとなった雅山×玉乃島戦。「あ、もう一度みたい。スロービデオで見せてくれ。」と切に思ったが、国技館にいてはそれは叶わない話(当たり前か)。せめて帰宅後に復習できるよう、ビデオをセットしてくれば良かったな。
一方、琴乃若×魁皇戦の前は、館内の声援が両者にむかって飛び交い、「大相撲人気が翳っているなんて嘘では?」と思うぐらい盛り上がっていた(ような気がした)。これはテレビ観戦では味わえない感覚であった。
朝青龍は昨日の天覧相撲では初めて右手で手刀を切ったが、この日は左手に戻っていた。 |