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2006年2月16日(木)〜18日( 土)四万温泉湯治の旅

四万グランドホテル

2泊3日で群馬県の四万温泉へ行った。

2月16日(木)旅の1日目

 

 東京駅から四万温泉への直行バス「四万温泉号」で四万グランドホテルへ向かう。途中、関越道高坂SAにて休憩有り。バスは満員で、しかも2台あって大人気。1号車と2号車とあったけれど、事前の座席予約システムはない(「どこかに座れる」という指定)ため、東京駅のバス発車場にて多少混乱。・・・やっぱり、指定しておくべきなんじゃないの?
 バスは、8時45分発で12時15分着。バスは本当に四万温泉の、四万グランドホテルのまん前に到着。足のない我々には便利なプランだった。正確に言うと、「直行バスプラン」の客でない(JTBのエース宿泊プランで予約。そして直行バスをJTB経由で独自に予約した)ので、本当はそのままチェックインはできないんだろうが、事前にJTBを通してお願いしていたためか、到着後直ぐに部屋に入れた。清祥館(たぶん)の513号室ね。
 到着後、ホテル裏側の「中島屋」でそばを食べる。(まるたが頼んだ酒は結局出てこなかった・・・。)
 昼食後、早速グランドホテルの「メルヘンの湯」へ。清祥館(たぶん)の7階にあって、眺めがよい。ほかに客は来なくて、静かだった。しばらく昼寝し、夕方には「岩船の湯」と「室生の湯」 へ行く。18時30分から食事どころで夕食。
 夕食後、うたた寝したのち、「岩船の湯」で5分ぐらいあたたまり、21時から足底マッサージ30分。大浴場の出口まん前で人がたまに通って見世物になるが、まああまり気にならない。・・・だけど、このマッサージ全然効かなかったな。弱くて。
 その後、ふらふらーっと、姉妹館「四万たむら」へ、急坂を登って行って見た。歩いて2,3分だけれど、この「たむらの坂」は結構急だなあ。
 「四万たむら」は風呂が沢山あり、そしてあちこちにあるため、初めて行ったときには、何がなにやら。3日滞在するので、何回かに分けて全部制覇することとし、とりあえず、「御夢想の湯」と「甌穴の湯」に行ってみた。「御夢想の湯」はヒノキの内湯、「甌穴の湯」は露天の岩風呂で、両方とも貸しきり状態、石鹸禁止の本格的湯治場っぽくてよかったのう。特に甌穴の湯は風が涼しくて静かで、よかったのう。
 沢山ある「四万たむら」の湯も、この後、滞在中に何度も通い、すっかりマスターしたのさ。

 
 


到着後、部屋でくつろぐの図


「中島屋」の前で。ホテルの傘を借りてさす。

 
 


食事処で夕食


「入母屋」串揚げ。自分達で揚げていく。

 

2月17日(金)旅の2日目

 

 食事処(夕食会場と同じ)でのバイキングの朝食後、四万たむらへ行く。ここには「7つ」の温泉がある。ということで、まずは「森のこだま」(露天風呂)へ。 この日は晴れているのだが、山の向こうから雪が飛んでくる。お天気雪?平日の朝っぱらから雪の中露天風呂に来る人はいないみたいで、まーったく人は来なかったので、大変静かで滝の音しか聞こえず、極楽であった。この「森のこだま」は大変気に入った。
 その後、しばし「たむら」のロビーにて、新聞を読んだり、ホテルのパンフを眺めたりして休憩の後、四万花涌館の「翠の湯」へ行った。 ここも貸切状態でまあ良かったけれど、館全体が古びており、風呂も然り。盛りのついた猫がにゃあにゃあと窓の外で騒いでいた。
 その後、一旦グランドホテルへ戻る。むしゃむしゃと菓子を食べていたせいか腹は減らず、昼食は抜きということになった。
 午後、改めて四万たむらへ。今度は、「甍の湯」 へ入った。ここは「たむら」のメイン風呂らしく、広かった。吹き抜けになっており、女湯から男湯が覗ける。そしてここの男湯からは露天風呂「幻の湯」 へも行くことができたらしい。「幻の湯」なって、ホントに幻だったよ。だって、混浴なんだもん。女は入るなってことだね。再度休憩の後、「岩根の湯」 に行って見る。ここは、なんだか普通の風呂だった。打たせ湯と蒸し風呂があって、蒸し風呂はまあまあ良かったかな。そして再度「御夢想の湯」「甌穴の湯」へ。 通路が牛乳くさかったけれど、何故なんだ?
 グランドホテルに戻り、18時30分からの食事の後に「岩船の湯」へ。22時ごろから今度は部屋でマッサージを受ける。 40分4200円也。まるたは、マッサージの人に、猫背を直す体操を教えてもらっていた。チャングムを見て就寝。

 


部屋の窓から


山の向こうから飛んでくる雪

 

2月18日(土)旅の3日目

 

 朝食前にまたもや「たむら」に行く。「森のこだま」と「甍の湯」へ。食事後は部屋でうだうだ。10時にチェックアウトした後、ホテルに荷物を預かってもらって、付近を散歩する。ろくな地図も持たずにうろうろ散歩。「たむらの森」を散歩する予定だったのだが、どうやら全く違う景勝地を歩いたらしい。

 


四万グランドホテルの前


ホテルの裏の道を通って散策にいくところ

 
 


なにやら景勝地


「ゆずりはおおはし」

 
 


国道353号線「湯薬師トンネル」(たぶん)
後を振り返るとこんな感じ


車がぶんぶん通っていたら怖そうだ・・・
前を見ても真っ暗

 
 


なにやら景勝地


「四万グランドホテル」全景

 
 

 1時間ぐらいふらふら歩き、ホテル近くまで戻ってきたあと、土産物屋街を散歩する。「小松屋」で昼食を食べた後、ホテルロビーにて帰りのバスを待ってボーっとする。バスはなにやら3台。どこから沸いてきたのかってくらい沢山の人がバスに突進していく。テキトーに「これかね?」と並んでみたバス の名簿に、たまたま我々の名があったのでそのまま乗った。車内は既に沢山の人で埋まっており、席取りのために荷物をおいているようなババアもいて、いったいどこが空いている席なのか不明。「もしや別々に座る羽目に?」と思っていたところ、何故か親切なおばさんが「ここ2つ空いてるわよ」とか言って指し示した席があったので、ドダダとなだれ込んだ。壮絶であった。つーかだからもっとシステマチックにしようよ。 名簿もあるのなら、客に事前に知らせることもできるだろう?じゃなきゃ、予約の意味がない。
 13時45分発の直行バス。途中、高坂SAにて休憩。関越道はずっと順調に走っていたが、首都高が渋滞しており、東京駅到着時刻は予定より約40分遅れの18時10分ごろであった。帰りのバスは、なにやら行きのバスよりも狭かったような気がしたなあ。
 というわけで、「温泉に入る」以外には、何もしなくて良い、極楽な楽しい旅はあっという間に終わってしまった。


(追記) この極楽湯治の「後で」まるたは青梅マラソン30キロの部に出場。めでたく完走するのであった。


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