奈良・大和路よくばり4日間の旅日記その3

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2010年9月3日(金)  飛鳥 (益田岩船、猿石、鬼の雪隠・鬼の俎、亀石、橘寺、石舞台古墳、伝飛鳥板蓋宮跡、酒船石、亀形石造物、飛鳥寺、水落遺跡、甘樫丘)

*近鉄奈良9:08発 → 大和西大寺9:13着 (近鉄奈良線)
*大和西大寺9:23発 → 橿原神宮前9:56着 (近鉄橿原線急行)
*橿原神宮前10:00発 → 飛鳥10:04着 (近鉄吉野線急行)

*飛鳥16:25発 → 橿原神宮前16:29
*橿原神宮前16:37 → 大和西大寺17:06
*大和西大寺17:17 → 近鉄奈良17:23



益田岩船 ものすごくでかい。登っている人がいた。

 7時30分に朝食。8時30分ごろ宿を出発し、飛鳥めぐりへレッツゴー。今日も日差しが強く、そして恐ろしく暑い。

 飛鳥駅前の「明日香レンタサイクル」にて自転車をレンタル。昨日法隆寺駅前で借りた自転車よりも乗り心地がよかった。

 まず目指すは、考古学おたくまるたによって突如リクエストされた益田岩船。なんじゃそりゃ?って感じだったけど、実は有名だったの?

 


益田岩船への道 右端2台が今回借りた自転車。

 この益田岩船、どの地図をみても詳しい場所が示されていなかったため、道がよくわからず、炎天下、自転車でさまよいまくり、まるたレーダーによってようやく到達したのである。

 ちかくの公園で早速水飲み休憩。ここで、ウエットティッシュのお化けみたいなやつ(猛暑の今夏、とても流行ったらしい)で体を拭くまるた。


猿石

 益田岩船を後にし、一旦駅のほうに戻ってから、再度「猿石」を目指す。近くに行って石をなでられるのかと思っていたが、実際は柵に囲われていたので、遠くから眺めるだけだった。で、なんでこの石は、猿の形なの?

 自動販売機を見つけてはペットボトルを購入し、がぶがぶ飲んでいた。道中、暑くて暑くて焦げるかと思った。

 畑を貫く田舎ののどかな一本道を自転車でぐいぐい進んでいく。このへんはサイクリングロードも整備され、道標もあちこちにあって、迷うことはない。


鬼の雪隠


鬼の俎


亀石

 JTBのムック本「遷都1300年 奈良の旅」に紹介されていた「レンタサイクルでめぐろう!飛鳥の里」のモデルコースにしたがい、つぎつぎと予定をこなす我々。

 亀石の次は、聖徳太子生誕の地という橘寺へ。

 えーと、何何?聖徳太子は、2歳のときに、東の空に向かって、「南無仏」と唱え、7歳まで・・・


橘寺 聖徳太子生誕の地

 
橘寺・二面石


石舞台古墳に寄り添うまるた

 蘇我馬子の墓ではないかという石舞台古墳
 

 
石舞台古墳 石室に入ってみる。


石舞台古墳 石室から外を見る。


伝飛鳥板蓋宮跡

 蘇我入鹿暗殺の舞台、「伝飛鳥板蓋宮跡」。でん。


酒船石


亀形石造物 

 酒船石と亀形石造物のすぐ近くに観光バスが沢山とまっているスポットがあった。それは「奈良県立万葉文化館」だったらしい。後からガイドブックを復習してみたらなにやら楽しそうな(涼しそうな)アミューズメント施設のようだった。そこは有料だったので、手前の無料の施設で休憩する我々。

 次に、飛鳥寺に向かう。ここで、「飛鳥大仏」を見学しようとしたところで、ちょうど団体見学者とかちあってしまい、身動きがとれなくなってしまった。思わぬタイムロスが発生。 


蘇我入鹿首塚 


飛鳥寺「飛鳥大仏」釈迦如来像
 


水落遺跡

 あまりの暑さに、だんだん意識が朦朧としてきた。


甘樫丘

 ガイドブックのコースによるゴール地点、甘樫丘。自転車はふもとにおいて、頂上までげしげし登った。


高松塚古墳

 飛鳥駅に戻る途中で、高松塚古墳に寄る。自転車で上るには実にきつい坂道を、しかも炎天下、必死にペダルをこいで、ようやく到着・・・。

 壁画のレプリカなどを、隣接する壁画館で見学する。

 当初計画より30分ほど遅れて飛鳥駅に帰還。自転車を返し、奈良に戻った。宿に戻ったころには既に18時近くになっていた。この日も、部屋に入る前に、ラウンジにてお茶とお菓子。夕食は18時30分からに設定してあったが、帰還が遅くなったため、19時からにしてもらえないかと恐る恐る申し出てみたが、丁重に拒否されてしまった。大急ぎでシャワーを浴びて汗を流す。のんびり露天風呂に 浸かっている余裕はなかった。
 3泊目となるこの日の夕食もまた豪華。3日とも違うメニューで、毎日お品書きつき。だいたい連泊だと、2泊目以降はなんだか適当にあしらわれがちなところが多かったのだが、ここは違っていた。さすがー。高価ー。
 最後の夜なので、だるまになったまま朝を迎えるなどということにならないように注意し、夕食後ゆっくりと部屋付き露天風呂を堪能したのである。

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