旅行2日目。朝風呂のあと、朝食。朝食会場は昨夜とは別の場所であったが、やはり静かな和室でよかった。畳だけど椅子に座る形。膝の悪い人にも配慮しているのか。
　8時45分チェックアウト。ロビーでオレンジジュース（サービス）を飲み、出発。厳島神社の鳥居を眺めながら汽船乗り場へ。

↑岩国・錦帯橋

　宮島松大汽船で宮島口に戻る。土産物屋を物色後、駅に向かう。今日はまず岩国見物である。
　予定していた9時27分の電車よりも早い電車がちょうどホームに入ってくるところだったので、それに乗ってしまった。岩国到着も予定より10分ほど早まった。
　岩国駅から市営バスで錦帯橋に向かう。錦帯橋・岩国城・岩国城ロープウェイのセット券930円也を購入。

↑吉香公園

　アップダウンのある錦帯橋を渡ると、吉香公園（きっこうこうえん）が現れる。白蛇観覧所や旧目加田家住宅など見学。吉川家墓所も巡ったのだが、何代君主だれそれ、の墓の周りに、なにやら享年3歳とか4歳とか、子供の墓が沢山あった・・・。
　

　ロープウェイで岩国城へ向かう。（所要3分）
　昨日も宮島でロープウェイに乗った。今日も乗る。やたらにロープウェイを利用する我々。明日も乗るよ。

　ロープウェイの駅から少々歩くと、岩国城。

　天守閣から岩国見物。錦帯橋も小さく見える。
　平地は東京と同じぐらい暑かったが、この辺は何やら爽やかで、特に日陰は涼しかった。

　さて、錦帯橋を渡ってバス停付近に戻る。
　昼食は、「平清（ひらせい）」にて。ここも予めガイドブックでチェックしておいた。ちょうど2階の窓側の、錦帯橋を眺めながら食事ができる席に案内され、ラッキーであった。「じゃのめご膳（岩国寿司含む）」と「岩国寿司」を注文。

　昼食後、岩国市営バス「いちすけ号」で岩国駅に戻る。

■ぴーろっぴー
　岩国発14時5分の山陽本線で広島に向かう。宮島口駅を何駅か過ぎたころ、女性車掌のアナウンスの声が聞こえる。曰く「次は、ぴー　ろっ　ぴー。ぴー　ろっ　ぴー。。」
　？？？え？ぴーろっぴーってどこ？
　地理が全くわからないだけに、その気だるそうな女声を聞き取るだけの背景となる知識が十分ではない。到着した駅の表示をみてみると、「新井口（しんいのくち）」？！
　どこにも「ぴ」も「ろ」もないんだけど。。

　予定通り、15時前に広島駅に到着。まずは宿泊予定の「グランドプリンスホテル広島」のウェルカムカウンターを探し、荷物を預けた。このウェルカムカウンターは、「スワロートラベル広島店」の中にあり、ここで預けると、ホテルまで荷物を運んでおいてくれるというもの。

　身軽になったところで、昨日購入した「宮島フリーパス」を使って、市電に乗り、原爆ドームへ向かう。修学旅行生が散見された。

　この辺りは6年半前に出張で来たが、あの時は観光の時間は30分もなかったからな。

　平和記念公園、平和記念資料館をめぐる。平和記念資料館は、料金50円なのに、ものすごく「見がい」がある。1時間程度滞在していたか？

　「国立広島原爆死没者追悼平和祈念館」というのができていたので、立ち寄った。

　本日の宿は夕食を申し込んでいないので、市内でお好み焼きを食べるべく、予め調べておいた「長田屋」に行った。人気のある店らしいが、18時前に行ったためか、待つことなく席に案内された。「長田屋焼き」と「枝豆」と「塩うまキャベツ」とウインナーと酒を頼み、んまいんまいと平らげた。

　夕食後、市電で広島駅に戻る。結構渋滞していた（路面電車だからな）。

　今夜泊まるホテルは郊外にあるため、車でないと行かれない。したがって19時発の無料送迎バスで向かうことにしていたのだが、路面電車の渋滞のため、広島駅（南口）到着が18時57分ぐらいだった。そこから送迎バス発着所のある北口（スワロートラベル前）まで、南北自由通路をドダダダダと一目散に走って、ぎりぎり間に合ったのである。日ごろのトレーニングもむなしく、結構息があがった。
　無料送迎バスに無事乗り込んで、シートをどーんと倒してくつろく。ホテルまで所要30分ぐらい。辺りはすっかり暗くなっていたので、景色はほとんど見られなかった。
　グランドプリンスホテル1667号室にチェックイン。エースJTBの特典で、ホテルのコンビニでの買い物券1200円×2人分をゲットしたので、2次会用飲食物やもみじ饅頭など、よろこんで購入。そしてホテルの3階にある広島温泉「瀬戸の湯」へ。これは1名2000円なのだが、やはりJTBの特典で無料で利用できる。しかも1回だけではなく、滞在中は何度でも利用できるというもの。すばらしいですねえ。そしてこの瀬戸の湯、予想外に大変素晴らしかった。露天風呂の見晴らしも良かったし、大人ばかりで静かだったし（4歳未満は入場不可）。
　ホテルのおまけの適当な風呂ぐらいにしか思っていなかったものが、あんなに立派だったので大変満足したのである。わざわざ、市内中心部ではない、遠方にある、温泉のあるホテルを選んだ甲斐があったってもんだよ。満足満足。