1992年2月24日(月)  グランドキャニオンからラスベガスへ戻る


 

 5時半(アリゾナ州の時間。日本との時差−16時間、カリフォルニア州、ネバダ州との時差+1時間)に起床。
  6時過ぎに東京の自宅へ電話。ホテルの部屋の不可解な電話機をいじくりまわしてダイヤル直通の国際電話。$8.84とられた。
 5時半過ぎのグランドキャニオンは氷点下3度だった。半そでのTシャツを引っ張り出したラスベガスのホテルとの気温差が激しい。

 グランドキャニオンで日の出をみるツアー(サンライズツアー)に参加した(はずだった)が、ビューポイントまでのバスの台数が足らず、長く待たされ、既に日の出た7時過ぎにようやくビューポイント(「ヤバパイポイント」だったと思う)へ到着。かなり寒かったが、いかにもグランドキャニオンという景観が広がっており(絵葉書等によく載っているあの景観)、こりゃ写真に撮らねばなるまいとバシャバシャ撮った。
  でも、”日の出をみるツアー”なのに、日が出た後で出発するというのは、どうなの?・・・仕方ないことなの??

 8時半にホテルをチェックアウト。シーニックのバスでグランドキャニオンの空港へ。早朝からツアーに参加したため朝食の機会を失い、グランドキャニオンの空港でようやく冷たいサンドイッチを食べた・・・。空腹が苦手なので、というか朝食を食べないで行動するのが苦手なので、ここでようやく生き返った感じ。

 前日と同様に19人のりのビスターライナーで遊覧飛行しつつラスベガスの空港へ戻る(9時40分発、10時40分頃着)。 時計を1時間遅らせて米西部時間に合わせた。 あずけていたスーツケースとともにシーニックのバスでホテルに向かう。

Flamingo Hilton Las Vegas
3555 Las Vegas Blvd South
(702)733-3111

 チェックイン時刻前の到着だったが、"Can I check in now?"とかなんとか言って、長い列に並んだ後、早めのチェックイン。しかし部屋はまだ掃除されていなかった。スーツケースを部屋に残して昼食を食べにホテルのビュッフェへ。

 食事後、「デス・バレー」行きの現地ツアーを探す。ホテルに置いてあったチラシを持って、部屋から観光案内所やツアー社などへ怪しい英語を用いながら電話をかけまくる(と言っても3ヶ所)。Silver Line Toursというところと連絡がとれて、相手の話す英語はよくわからなかったんだが、とりあえず自分の言いたいことだけ言って電話を切った。「とにかく明日は$99.50払って、デスバレー方面につれてってもらえることとなったらしい。」と友人に報告。しかし、本当に5時半にモーニングコールがあるのか、本当にホテルに迎えの車が来るのか、など結構不安だ 。

 午後、ホテルのバスルームにて洗濯をしてみた。旅先での洗濯という行為はそれまで経験がなかった。持参した洗剤を振りかけて手でこするまでは良かったが、洗濯機でいうところの「すすぎ」「脱水」に当たる行程が面倒くさかった。いったいどれだけすすげばすすげたことになるやら、ああ、やはり洗濯機は便利だよ。

 旅行5日目になり、ちょっと疲れも溜まっていたので、夕方しばらく(16時〜17時半)昼寝。なんとなく風邪の引き始めのような兆候があったので、ゆっくり休めて良かった。(良かった、はずなんだが・・・。治らなかったらしい。)

 その後、路線バスに乗って「サーカスサーカス」という別のホテルまで行き、そこのビュッフェで安く夕食を済ませた。

 


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