湯布院・別府・阿蘇・熊本4日間の旅日記

2004年11月18日(木) 湯布院→別府
朝から雨。ああなんて雨。歩いても5分弱の距離であるが、ホテル山水館から駅までホテルの車で送ってもらう。無料。ふふ。
8時40分由布院駅発 九大本線 9時38分大分着 大分駅で次に乗るべき特急ソニックを探してうろうろ。見つけたソニックは「博多行き」とあったので
しばし悩んだ。だって博多方面から来たもんだからさ。結局完璧なる予定表に示される9時42分大分発の特急ソニックはそれしかなかったので、えーい!と乗ってみた。
するとどうやらその特急ソニックは、詳細に言うと
「別府経由博多行き」であり、つまり、正しかったと判明。いやー迷って降りなくて良かったよ。
由布院→別府間は特急だとあっという間で、9時50分に別府駅着。コインロッカーに荷物をあずける。そして、外は

安い傘を買いたいと思って駅前にコンビニがないかどうか見渡したけれども見つからず。
それにしても、別府駅前って、タクシーの客引きが多くて、ウザいことこの上ない。観光客をバカにしてるのか?黙ってろよ。放っとけよ。自由に考えさせろよ。って感じ。むす。


大分交通バスで鉄輪へ向かう。30分ほど走って終点の鉄輪バス停に降り立った。相変わらず外は雨。ちょっと歩いていたら傘を売る店を見つけたので、安い傘を2本ゲット。
これで、安心して歩けるぞ。それにしても地獄めぐりの中心地から外れている感があったので、地図を確かめてみる。
すると、なにやら「鉄輪」のバス停は2つあり、
我々は遠い方の鉄輪バス停に到着したらしい、と判明。ぎゃあ。ガイドブックの鉄輪温泉のページが雨でブニブニになった。
さて地獄めぐり。9地獄共通の券を1人2000円で購入。1地獄400円なので、9地獄全部巡るつもりでいるなら、かなーりお得。

地獄めぐり

・白池地獄

・金龍地獄

・鬼山地獄

・かまど地獄

・山地獄

・海地獄

・鬼石坊主地獄

以上は徒歩で回る。

(おまけ)
13年以上前の1991年3月末に地獄めぐりに来ており、そのときは海地獄と龍巻地獄だけは見たはずなのだが、全く覚えていない。見ても思い出せない。なんてこったい。
その時も別府駅前の客引きがしつこかったことは思い出したけれども。

エースフリープランのおまけで
「別カムタクシー」(このネーミングは何なんだ・・・)という券が2枚ついていた。決められた区間内をタクシーで行ってくれるというもの。
「足」のない我々にぴったしの素敵な券であった。この券をまず1枚使って、ちょっと離れたところにある地獄へ行く。
別カムタクシー(みなとタクシー)を携帯で呼んで、海地獄の前で待っているとすぐにやってきた。血の池地獄まで車で5分ぐらいだったか。歩いていけないこともないけどね。
・血の池地獄


・龍巻地獄・・・35分間隔の間欠泉なのだが、我々が到着したときはちょうど吹き上げが終わったばかりだったらしく、35分ぐらいはたっぷりとそこで待っていた。
血の池地獄よりも先にこちらを見るべきだったのではなかろうか・・・。


もう1枚の「別カムタクシー」券を使って別府駅方面に戻る。駅のコインロッカーに荷物をあずけていたので別府駅経由で「ホテルニュー松実」まで行ってもらった。便利便利。

またもやチェックイン時間前であったが
「湯めぐりパスポート」をもらう。荷物もあずかってもらう。
雨なのでなんとなくどんよりしてるのだが、湯めぐり開始。まずはとなりの「天空湯房清海荘」へ。

天空湯房清海荘
展望浴場は6階。まだ14時前だったからか、他に人はおらず、貸しきり状態。そして別府湾を一望できる絶景風呂だったのだが、
で残念。
寝湯がちょうど窓を向いていて、晴れていればすばらしいんだろうに。

別府タワー

どのガイドブックにも何の解説もなかった別府タワー。昼食がまだだったので、なにか食べるところはないかしらと別府タワーに登ってみる。
17階行きエレベーターに乗ってみる。17階についたとたんに「展望券を」と言われる。どうやらエレベーターの乗り場の脇に自動販売機があったらしい。ちっとも気がつかなかった。
現金で許してもらう。それにしても
展望代金1人200円ねえ。東京都庁舎の半分以下の高さなんすけど。
う、そして、ここには食べるところはなかったというか営業していなかったのであきらめる。代わりに360度展望を求めてうろうろする。雨・・・。
街のあちこちから湯気があがっていて、温泉街らしさが感じられる。別府タワーの上で携帯の現在地確認機能を試したり、近所のコンビニ検索をしたりして遊ぶ。
するとampmが近くにあることが判明。タワーの上からも看板が見えたす。タワーを後にしてコンビニで昼食兼おやつを購入。


ホテルニュー松実
そんなこんなでチェックイン時刻の15時を過ぎたので、ホテルへ向かう。410号室。部屋はなんと意外に広くすばらしい。完全な別府湾ビューであり、
さらに
部屋の風呂は天然温泉で、かつ別府湾側に設置されており、窓をあければ露天風呂のように心地よい。ああ、晴れていればなあ。
和室なのだが、別府湾側に広い板の間が付属していて、とても広かった。ような気がする。

このホテルには何箇所か風呂がある。
まず、7階の展望内湯へ行く。別府湾が良く見える。そして他に人はいなかった。カランは10個ぐらい。シャワーのお湯がなかなか湯にならず、
10分以上出しっぱなしにしていたらようやく温かくなってきた。体が冷えるとさびしいので、先に湯船に浸かって待っていた。
「天然温泉なので湯があたたまるのに時間がかかります」とわざわざ注意書きがあったぐらいだからな。それにしても、本当に、壊れているんじゃないかと思ってフロントに電話しそうになったぐらい、いつまでも水が出ていた。

次に6階の露天風呂へ行く。
ここも、ああ晴れていればなあ。別府湾ビューの露天風呂。湯船はそんなに大きくない。私が入ってすぐに親子連れがやってきて、(「あーあ・・・。」)と思っていたら、案の定子供が騒ぐので、がっかりして出てきてしまった。ちぇ。

部屋の風呂も、
ずーっと(2時間ぐらい)湯を出し続けていたらようやく温まってきた。夕食後に入ってみた。
このホテルは夕食・朝食ともに部屋食だったので、いつ人がやってくるかとドキドキする。

→ ホテルニュー松実のページ


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