湯布院・別府・阿蘇・熊本4日間の旅日記

2004年11月19日(金) 別府→阿蘇

朝から天然温泉の展望部屋風呂に入る。天気は曇。惜しいなあ。7時から朝食(部屋食)で、だらだらしていたのだが、ふと行程表を確認。
7時30分出発予定でいたことに気がついた。そーだ、8時にホテル出発じゃなくて、8時に別府駅発の電車に乗るんだったあ。
ってことで、どだだだだと支度して、別府駅へ向かう。駅はホテルから歩いて10分ぐらい。

別府発8時の九州横断特急に乗る。極楽な特急電車であり、そのまま阿蘇に行かれればどんなにいいかしらと思った。
ていうか通常はそうなのだが、このときは、途中、
三重町→豊後清川間は、台風18号の影響で9月14日に土砂崩れがあり不通。バス代行。
代行バスの乗車時間はあっという間に終わり(まあ6.5キロだし)、その後の豊後清川から阿蘇までの様子は東京にいたときは情報がなくて不明だったのだが、
豊後清川駅(通常は特急は止まらない駅?)では、九州横断特急がちゃんと我々を待っており、(しかも別府で乗った特急よりも豪華な車両だった)、
それが途中加速したのかどうしたのかわからないが、阿蘇到着は定刻(バス代行でない場合の)どおり、10時14分であった。

阿蘇の駅前はとても寂れた感じだった。車が生活の中心だから駅前が寂れるのね。関係ないけど、「阿蘇駅」ではなくて、ASO STATIONという看板しかなかったような・・・。どこなんだここはいったい。

さて、完璧なる予定表によると阿蘇到着を(各駅停車の発車時間等を調べていたので)、12時19分と予定していたため、13時25分発のバスに乗って阿蘇中岳付近に行く予定であったのだが、意外にも早く到着することができたため、10時30分発のバスに乗ることとした。
バスセンターは新設工事中なのか、駅からちょっと離れたところにある、仮設っぽい建物だった。別府から持ってきた傘は、ここに寄付することとした。阿蘇山西駅行きのバスの乗客は我々 以外はみんな外人であった。日本人はみなさん、お車なんすかね?

さて、阿蘇5岳を望むドライブウェイはとてもなだらかで、登山道とは思えない緩やかさ。阿蘇山西駅までは40分ぐらいで到着。途中、草千里展望台で7分間の休憩付きであった。路線バスなのに、カメラ休憩があるのか。喜んで撮影をする我々。

草千里展望台から阿蘇山西駅までは5分ぐらいだった。中岳火口行きのロープウェイは、火山ガス規制のために運行中止。阿蘇山西駅付近から、噴煙を上げる中岳の様子を撮影した。やっぱり平地よりも寒かった(ような気がした)のでフリースやら手袋やらを持ってってよかった。(手袋している人は他にはみかけなかったけど。へへ。)。


阿蘇山西駅→草千里遠足
阿蘇山西駅を後にして、草千里レストハウスまで、歩いていくこととした。直線距離2キロぐらいなので歩けない距離ではない。しかし、周りには徒歩の人はおらず、しかもバスで来た道には歩道もなくて危ないことこの上ないのだが、まあ走っている車の数も少ないし、・・・敢えて歩くこととした。

途中、
アスファルトで舗装された遊歩道らしきものがあり、いかにも歩いて行けといわんばかりの道を車道沿いにみつけたので、そちらを歩いてみることにした。快適な道なのだが、特に案内板があるわけでもなく、歩いていいやら駄目なのやら不明であり、かつ車道から離れてしまう区間があり、しかも目的地の方向が見えなくなってしまうに至ってはドキドキ最高潮であったが、坂を上りきったところで視界が開け、道が正しかったことが判明し、達成感に浸ったのであった。ふふん。

道は無事に草千里レストハウス横に到達した。なんと草千里側からは、「ここから遊歩道です」という立派な案内版があることが判明。阿蘇山西駅付近もとおるようだったのだが・・・いったいどこが正しい入り口だったのだろう?なぞだ。
この区間の散歩が最も我々らしい遠足区間であった。

草千里レストハウスで昼食。熊本ラーメンなんぞ食べてみた。阿蘇火山博物館に行った後、草千里お散歩。


14時15分発のバスで阿蘇駅に戻る。14時40分ごろ阿蘇駅着。駅でしばし時間をつぶす。15時5分発のバスで阿蘇温泉入り口へ。バス停の近くのコンビニでおやつ等をゲットした後、阿蘇プラザホテルへむかう。バス停から歩いて5分かからないぐらいのところ。

阿蘇プラザホテル
610号室。中岳ビューではなかった・・・。

ここの風呂はなかなか良かった。7階に展望内湯。廊下を経由して展望露天風呂有り。1階にも内湯と露天風呂あり。
ホテル到着後、まず7階の風呂に行ってみた。内湯は、割と広くて、カランは壁側と窓側に10個ぐらいずつ。窓側のカランからは阿蘇外輪山がよく見える。客は他に1人来ただけだった。
次になにやら寒い外廊下を通っていく露天風呂へ。脱衣場にはカゴだけではなくて衣装ケースも置かれていた。つまり脱衣場に屋根がないので、雨だとぬれるってこと?さて、
この露天風呂は大変すばらしかった。他に人は来ず、貸切状態。全面に阿蘇外輪山。うひょーだぞ。ここは23時過ぎと翌朝6時過ぎと計3回行った。23時過ぎには星がたくさんみえた。

夕食後、20時前に1階の風呂に行ってみた。こちらも広くて(洗い場が広かった。カラン20個以上)、扉でつながった露天風呂は、ライトアップされた庭園ビューで、静かで実に良かった。むふ。翌朝、朝食後にももう1回行った。

→ 阿蘇プラザホテルのページ


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