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2005年11月 四国旅行記 その1 

 

2005年11月20日(日) 旅行1日目 東京(羽田)→鳴門公園→大歩危→かずら橋→高知市内(泊)

 

 

 羽田空港第1ターミナル集合は7時30分。5時40分頃どだだだと家を出る。なにやら接続が良くて、すいすいと7時過ぎには羽田到着。今回の旅は添乗員付きべったりツアーに 参加することとなったため、羽田で待っているというその添乗員が現れるのを待つ。7時30分前に見つけ、搭乗券を受け取ると、早速搭乗前の荷物チェックへ。早朝なのに(早朝だから?)すごく混んでいた。
 JAL1403便8時10分発に乗る。2列-4列-2列の機体で、我々の席は中央の4列席の更に中央の2つだった。さすが団体チケット。羽田は出発便ラッシュで、離陸が遅れ、高松空港到着 も15分ぐらい遅れた様子。高松空港着は9時45分ごろ(予定時刻は9時30分)。 
 さて、高松空港にて今回のべったりツアーの参加者全貌が判明する。全部で24人だが、予想通り、我々以外の参加者は皆どうみても50歳以上。そして、夫婦参加は我々を入れて3組のみで、残りはオバサンのグループ。だから女風呂ばっかり混雑するんだよう。 また、荷物もやたら多い人達だった。2泊の国内旅行なのに、彼らは「これからヨーロッパ9日間の旅にでも行くんですか?」と問いたくなるような大荷物を携えていたね。

 10時過ぎにバスにて空港を出発。徳島へ向かう。いや、そもそもまず徳島行くんだっつってんのに、何故到着が高松空港?ちなみに帰りは最後の観光地が栗林公園(高松)なのに徳島空港発の便で帰ることになっているんですが・・・。さて、11時40分ごろ、鳴門公園の「うずの家(や)」という昼食処へ到着。そういえば、ここでの昼食は、釜飯の具を、タイかタコかどちらか選ぶことになっていた。旅行出発前にJTBから職場に電話があって、何事かと思ったら、「タイにしますかタコにしますか」と問われた。いやぁ、真昼に職場でそんなこと突然聞かれても、周りの目もあるし、どうしよう、と思いつつ、小声で「うっ、あっ、じゃあ、タコで。」と回答。そんなわけで我々はタコ釜飯の席へ座ることとなった。全体をみると鯛を選んでいる人が多かったなあ・・・。しょぼん。
 昼食後は各自で「徳島県立渦の道」へ。大鳴門橋の橋桁内にある遊歩道で、そこかしこに渦潮を見下ろせるガラス張りのスポットが設けられている。これがまあ、予想以上に怖くて、なかなかガラスの上に乗ることができない。意を決して乗っかってしまうとそれほどでもないが、初めの一歩がなかなか・・・。というわけで、そーっと端の方に恐る恐る乗っかってみたりして。

 

 


鳴門大橋


徳島県立渦の道(渦上45mのスリル)
この展望用のガラスの上に乗るのは怖い。

 

 

 渦潮は、干潮・満潮時刻に近いほうが大渦が見られるらしいのだが、この日の渦潮の見ごろは、8:30前後と15:20前後。我々が渦の道を歩いていたのは正午過ぎだったので、大渦はどこにもなかったなあ。しばらく見ていると、ごく小さな渦ができているようなできていないような、儚い渦が散見されたのだが。あー、自由旅行だったらこういうのも合わせて来られるんだろうなあ。などと思いつつ、バスの集合時刻が定められており、それは12時50分だったので、とぼとぼとバスに戻ったのであった。
 さて、12時50分に鳴門を出発したバスは、14時30分ごろ大歩危に到着。バスガイドさんの止め処ないしゃべりを子守唄として心地よくうたた寝しているとあっという間に到着した。展望台から渓谷を眺めた後、川下りをする舟の発着場付近まで降りて行ってみた。

 

 


大歩危


大歩危

 

 

 15時にバスは出発。30分ぐらい走って、次は「祖谷のかずら橋」へ。下の写真のような吊り橋を渡るのである。吊り橋というと、故意に揺らして喜ぶガキみたいな人間が発生しがちであるが、今回はそういう 輩は皆無。それでも大勢の観光客が大挙して渡るものだから、自然にゆらゆら揺れる。

 

 


かずら橋


かずら橋

 

 

 下を見ながら歩くと遥か14m下の川面が見えて怖いし、景色も見られないのだが、編んだ橋の目が粗くて(左下写真)、足元を注視していないと、落ちそうで怖い。そして、手すりも掴みにくいものであるうえに、なんと揺れて外側へ離れてしまうので、そのたびにドキドキする。そんなわけで、両手で手すりを必死につかみつつ、足を一歩一歩ふみ進めていくという、まるでフィールドアスレチックのようであった。高所恐怖症じゃなくても怖いよこりゃ。鳴門の渦の道は海上45mで、それに比べたらこちらは14mなのだけれども、やっぱい怖いモンは怖いのだ。うひょー。それにしてもこの橋の上で写真を撮ったまるたに感服。

 

 


かずら橋を渡る!

祖谷川の上空14メートルに架かる吊り橋。
踏み外しそうで怖い。(まるた撮影)


琵琶の滝

 

 


琵琶の滝


かずら橋看板

 

 

 必死で「かずら橋」を渡り終え(まるたは平然と渡り終え)、達成感に浸っていると、次はなにやら滝のあるところへガイドさんによって連れて行かれた。で、せっかくだから写真を撮った! うーん、さすが「連れ回され旅行」、全く主体性がない。帰宅してからガイドブックで確かめて、この滝は「琵琶の滝」に違いない、と判断した・・・。
 16時20分にバスは出発。今夜の宿のある高知市内へ向かう。バスの乗客は1つの団体だが宿は分宿となる。基本の「らくらくプラン」だと宿は「オリエントホテル高知」 になるのだが、ここには大浴場がなくて寂しいな、という理由で、我々は1人6,000円の追加料金を払ってワンランクアップの「ゆうゆうプラン」とし、「土佐御苑」に泊まることに した。
 バスは18時ごろ高知市内に到達。まず「オリエントホテル高知」へ、次に我々の泊まる「土佐御苑」へ。5階の503号室。 部屋にタバコ臭が染み付いていた。今時禁煙じゃないのか、ぶつぶつ。そして、ユニットバスがやたら狭くて、かつ、変な臭いがしていたのは気のせいかな、ぶつぶつ。
 さて、部屋に入ったのは18時過ぎだったが、夕食の時間を19時と決めてしまったので、どだだだだと風呂へ。
 土佐御苑の風呂は温泉ではないが、大浴場はキレイでまあまあ広かったかなあ・・・?露天風呂もあった。露天風呂は、8名規模の岩風呂のほか、2名規模の五右衛門風呂と、もう1つ、やたら高温の(44度ぐらいあるのでは?)風呂があった。それは周りをかまくらみたいなものに覆われており、湯船は1名が入れるだけ。湯温が高すぎて入れなかったんだが、解説によると柚子の香りがする湯だったらしい。かまくらもどきも黄色(柚子色?)だったし。
 で、例によって男風呂はすいていたらしいのに、女風呂は混んでいた。同じツアーの8名グループのオバサンたちのうち5,6人が同じ時間に露天風呂へやってきてしまった。案の定うるさいので、とっとと逃げてきた。
 湯上りサロンで足底マッサージをやっているのを発見。衝動的に予約する我々。22時から足底30分コースを予約。
 19時から料亭・花蝶庵にて夕食。マッサージが控えているので、アルコールを控え目にするの図。皿鉢(さわち)料理を食した。かつおのたたきが美味かった。20時30分ごろまでゆっくりだらだら夕食。
 22時のマッサージの直前に、露天風呂に少々浸かる。ここのマッサージ処は、2人一緒にできて良かったのう。極楽だったのう。
 ⇒ 「土佐御苑」のページ

 

 


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