鳥取・島根4日間の旅日記その1

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2007年9月2日(日) 東京 => 倉吉=> 三朝温泉

*東京8:33発 → 姫路11:40着 (新幹線のぞみ63号)
*姫路12:20発 → 倉吉14:29着 (特急スーパーはくと5号)

*倉吉16:45発 → 三朝温泉17:10着 (路線バス)


 今年の夏休みは山陰へ繰り出すことにした。数あるパンフレットを斜め読みした結果、添乗員付き連れ回され旅行のほうが安くて楽そうだったけれど、やっぱりそれはやめて、公共交通機関を駆使し、自分達で好き勝手に回ることにした。JRの周遊切符<山陰ゾーン>のややこしい仕組みを熱心に研究し、各地湯宿の手配と一緒にJTB某支店に依頼した。そして、9月2日の朝、沢山の切符を握りしめてふんふんふん♪と旅立ったのである。
 途中、乗継の姫路駅にて駅弁を購入し、特急スーパーはくと車内にて食す。旅の醍醐味を満喫したのであった。そして、東京から6時間近くかけて、予定どおりの時刻に倉吉に到着する。三朝温泉に直行しても良かったのだが、せっかくなのでと予め調べておいた14時40分発の路線バス(ここは山陰ゾーン券は使えない)で「白壁土蔵群前」へ行った。当初計画ではその1つ手前の鳥取二十世紀梨記念館で梨の試食を堪能しようと思っていたのだが、白壁土蔵群のほうが有名そうだったので、直前になってつい計画変更をし、そちらに行くことにしたのであった。1時間弱散歩。赤瓦1号館で「二十世紀梨ジュース」を飲んだ。結果、うーん、やっぱり花より団子で、梨記念館のほうが良かったかなあ??


元横綱琴桜(倉吉出身)の銅像


白壁土蔵群・赤瓦七号館(たぶん)

 さて、倉吉駅にもどるべく、帰りのバス停に向かい、時刻表をみると、なななんと調べていたバスがない?!16時13分発のバスなんてない??そんな時間に出発するバスはない?!。うわーもしや近所をとおる別のもう1つの路線のバスの時刻と勘違いしていた??と若干パニクり、縮尺の荒い地図を見ながらその別のバス停を探し歩くが、これがなかなか見つからない。ないない。わーん。倉吉発16時45分の三朝温泉行きのバスを逃すと次の便はすごく遅いし、困るぅううう。っと思ったところで、ちょっと離れたところにあるバス停をやっと見つけた。で、時刻は、っと見ると、とたんに後方から倉吉駅行きのバスが滑り込んできたので、わーこれだあっっ!!と飛び乗ったのであった。予定より20分ほど遅いバスだったが、道がすいていたことと、乗降客が他にいなかったこと、もともと20分ほど余裕があったことなど、幸運が重なり、倉吉駅には16時40分過ぎに無事に到着いたしましたとさ。
 教訓。(1)田舎のバスは、必要箇所の時刻をメモるだけでなく、関連する全体の時刻表を印刷して持ち歩きましょう。(よりによってここだけ印刷していなかった。むう。)
     (2)到着時には、帰りのバス停の位置と、発車時刻とを確認いたしましょう。
 16時45分発の三朝温泉行きのバスは、我々が倉吉駅に到着すると直ぐにやってきて、実にすばらしいタイミングで乗り継ぐことができたのであった。


三朝温泉・依山楼岩崎


依山楼岩崎 303号室

 三朝温泉・依山楼岩崎には17時15分ごろチェックイン。ここは事前に各種クチコミサイトを見たところとても評判がよかったのと、12種類の湯めぐりというフレーズがあったので、それらにひかれて決めた。我々の部屋の担当の人は「研修生」という名札を下げていて、一生懸命やっているのはわかるのだが、なにやら微妙にぎこちない。宿の都合によりワンランク上の部屋を用意しました、という話だったのだが、そのためだったのか?とにかく三徳 川(三朝川)の見える、若干広めの、洗面所に窓のついた部屋で、わーいわーいと過ごしましたとさ。
 回遊式大露天風呂「山の湯」は右の湯と左の湯とにわかれ、合計12種類の湯を男女入替制で全て堪能できる。女は夜は右の湯、朝が左の湯であった。左の湯のほうが若干広かったと思う。
 夕食は、部屋食ではないが、個室食だった。つぎつぎに料理が登場し、どれも美味しく、もう満腹だというのにつぎつぎ食べてしまった。夕食後はだるまになっていたのだが、湯を堪能するという執念により深夜1時ごろ起きて湯へ向かったのであった。(夜2時まで。朝は5時からで、その間に男女を入れ替える。)


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