← トップページへ戻る   ←  ベルリンマラソン参加日記トップへ戻る ← その 5へ戻る


第36回ベルリンマラソン参加日記 その6 帰国編

2009.9.22〜23 ベルリン  → アムステルダム → 東京(成田)

■最終日の朝も晴れ。今回は天気に恵まれた。アラームは5時にセット。でも2時に目が覚めたり、4時30分やら5時やらに起きたり寝たりしていた。6時少し前に朝食会場へ行ったが、まだ開いていなかったので、ロビーで少し待った。さすがにこんなに早い人は多くはないが、何人かはいた。最後の朝食である。ソーセージ3本食べたら腹にたまったのか、パンが1個半しか食べられなかった。ああ、あのパンおいしかったなあ。日本でも売ってないかなあ?(〜6時40分)
■7時ごろ外出。最後まで観光気分でうろうろする我々。朝は涼しいのでフリースを上に羽織ってちょうど良い。最後だ最後ださびしいなといいながら、Nettoスーパーに向かう。空のペットボトルと空になりかけのvolvicのペットボトルをわしづかみにして歩く。道すがらvolvicを飲み干して空にした(ペットボトルを外で振り回していたら、中味も冷えてうまかった)。
■さっそくスーパー店内のPfand機へ持ち込む。レシートを撮影して喜ぶまるた。
■最後の買い物は、何を買おうか、散々迷って、結局またチョコレートを買う。1.09ユーロの買い物から、Pfand分0.50ユーロを引いた分をレジで支払う仕組み。便利ですねえ。


 

↑2009.9.22 ランズベルガーアレーを朝日に向かって歩く。


↑2009.9.22 Pfand機にペットボトルをぶちこむまるたのようす


 

↑ 2009.9.22 Pfand用の機械 真ん中の穴にペットボトルやらを入れると自動的に計算されるという仕組み。すごーい。

↑ 2009.9.22 Pfandのレシート。これをもってレジに行ってお金を返してもらう。50セント分ね。

■歩いてホテルに戻り、ホテル前の写真を撮る。9時30分の集合まで一休み。
■HISの迎えのバスは、道路混雑の影響か、9時30分の予定を15分ぐらい過ぎたころにやってきた。HISのツアー客たちと、日本人のガイドとともにバスに乗る。来るときは我々だけが英語ドライバーに送られてきたが、それとは大違いだな。気楽でもあるが、ぞろぞろ団体行動するのはうざったい。ベルリンテーゲル空港に10時20分ごろ着。日本人ガイドが、なにやら免税の手続きをする人を先に案内するから、それが終わるのを待っていてくれれば一緒にチェックインするぞ、とか説明するので、自分たちでチェックインする方を選んだ。ていうかさ、マラソンのツアーなのに、免税手続きなんてどうでもよくない?免税手続やりたきゃやりたい人がてめえでやれっての。どうも、力のいれどころが間違っている気がする。まあ好きにすりゃいいけど。
■A15のカウンターに向かうと、なにやら3年前にみたのと同じカウンターの光景。なーんだ。カウンターに突っ込んでいって、荷物を預け、Eチケットを見せて搭乗券をもらう。ベルリン→アムステルダムの分と、アムステルダム→成田の分と2枚。通路側と窓側とどちらがいいかと聞かれたので通路側(AISLE)と即答。荷物は直接成田に届くよと説明されたが、その時BAGGAGE CLAIM TAGをもらい忘れたな、ということに後から気がついた。

 
↑ 2009.9.22 ベルリン・テーゲル空港

■土産物屋を徘徊する。3年前に自分たちの土産として買った熊の絵の皿が、同じ店に同じように売られているのを発見し、感動する。トイレに行った後、搭乗口(A14)に突っ込む。ここはA15と奥でつながっているのだが、A15は、やはり3年前に帰国便(エールフランス)を待っていた時にも来たところだった。同じようにコーラの自販機があった(今度は買わなかった)。初めは人もまばらだったけれど、だんだん混んできた。
■boarding time になっても、なかなか周りの人が動かないので、だんだん不安になる。近くにいた、同じツアーの人たちもまだ座っていたので安心していたのだが、あまりにも遅いから、A14の近くを見に行ってみたところ、なにやら、階段を降りてバスに乗り込む列があるのを発見。あわててまるたを連れてバスに突っ込んでいく。このバスでヒコーキまで行くのである。搭乗開始のアナウンスがあったに違いないが、聞こえなかった。(聞こえても、わからなかったかも。)


・ 
KL1824便 ベルリン・テーゲル空港 12:25発 →  アムステルダム・スキポール空港 13:50着
■またもやアムステルダム経由で東京へ帰る。出発は少々遅れたが、到着は予定通り。機内では、行きと同じサンドイッチが出た。スキポール空港到着後、到着口のDなんとかからF9まで移動。途中トイレによる。次にパスポートコントロール(出国手続き)。延々歩いてF9に到着。それからあれよあれよという間に手荷物検査を終え、「搭乗口」への入室となった。この搭乗口、すぐにヒコーキに入るわけでもなく、椅子がたくさんあるだけの、トイレも売店もない、ただ囲まれた謎の空間。さすがに東京行きだけあって、周りは日本人だらけで、なんだかがっかり。旅の終わりは悲しいものだな。

・ KL861便 アムステルダム・スキポール空港 15:20発 → 成田空港 9月23日午前9:40着(時差+7時間)
■離陸後の飛行時間は10時間50分だというアナウンスがあった。それにしても、行きに比べると、帰国便はものすごーく、長く感じた。脚がむくんで辛かった。あまり眠れなかったし・・・。通路を人が歩くと、ドスドス響いて気になった。他の飛行機で、こんなに人の足音が気に障ることってあったかなあ?それに、個人用モニターも映らなかったし(乗務員を呼んで操作してもらっている人がいたけれど、なんかそれをやると「きかいのそうさのにがてなおばちゃん」というステレオタイプにはめられてしまいそうで悔しいから却下。おいらがやっても駄目なんだからあれは故障なの。絶対。)、明け方の飲み物はとばされるし、乗務員を呼んでも全然来ないし、ゴミの回収に来たオランダ人に「飲み物いただけますか」と言ったら、「later」とか言われて結局それっきりだったし、最悪だね。そんなこんなで、自分で航空会社を選べるのなら、もう2度とここを利用することはないでしょう。たまたまだろうし、いろいろ言っても仕方ないけど、でも、気分は良くないよね。楽しい旅の思い出が汚される〜。
■離陸後2時間ぐらいで夕食(1回目の機内食)。メインディッシュの選択に当たり、オランダ人の英語の説明では、「チキンorパスタ」って言っていた気がするのに、日本人乗務員の説明では、「筑前煮かパスタか」に変わっていた。なぜ筑前煮がチキンなの?しかも聞いてまわる乗務員は「和風か洋風か」って聞いているし、意味がわかりません。でも、パスタがいいな。・・・と、そこまで引っ張っておきながら、結局おいらの手前で(本当に直前で)パスタがなくなり、筑前煮を選ぶしかなくなった。日本人乗務員が「たいっへん、もうっしわけないっのでっすが、和風だけになってしまいましたっ」という言い方が慇懃無礼でなんだかイライラした。仕方ないと分かっていても、食べ物の恨みは恐ろしいよ。なくなるのは仕方ないけど、前に座っていたきゃぴきゃぴ姉ちゃん6人組は、離陸直前に駆け込んできたような人たちだったにもかかわらず、思い通りにパスタやら筑前煮やらを選べたので、微妙に納得がいかねーな。

 
↑ 2009.9.23 フィニッシャーTシャツですよ。

■予定通りに成田空港到着。入国審査、荷物ピックアップ、税関申告(いつのまにか制度が変わっていて、全員何か紙を書いて出す仕組みになっていた)→出口へ。11時15分発の成田エキスプレスに乗って、帰ったのである。帰宅は13時30分ごろ。

帰ってきてしまいましたあ。楽しい旅が終わってしまいましたあ。


← トップページへ戻る   ←  ベルリンマラソン参加日記トップへ戻る  ← その 5へ戻る