南紀(熊野古道・潮岬)4日間の旅日記その1
2008年9月2日(火) 東京 => 熊野那智大社・大門坂=> 紀伊勝浦温泉
*東京8:13発 → 名古屋9:57着 (新幹線のぞみ305号)
*名古屋10:06発 → 紀伊勝浦13:42着 (特急ワイドビュー南紀3号)
*紀伊勝浦14:10発 → 滝前14:39着 (熊野交通バス)
*大門坂16:31発 → 紀伊勝浦16:51着 (熊野交通バス)
*観光桟橋 → ホテル浦島 (専用船)
今年の夏休みは紀伊半島へ繰り出すことにした。数あるパンフレットを斜め読みした結果、エースJTBの特別企画「熊野古道」プランに決定。「本当にいいの?」と疑ってしまうぐらい安かった。したがって、熊野古道プランに含まれていなかった白浜方面
に行くのは諦める。また今度ね。で、有名な忘帰洞を擁するホテル浦島やら紀州潮聞の湯を擁するホテル中の島やら西日本最大級の大露天風呂を擁するわたらせ温泉ホテルささゆりやらを指定。そして、9月2日の朝、
いつもどおり自作の「遠足のしおり」と、沢山の切符を握りしめてふんふんふん♪と旅立ったのである。
途中、乗継の名古屋駅にてドダダダダと駅弁を購入し(乗継時間9分)、特急ワイドビュー南紀3号車内にて食す。旅の醍醐味を満喫したのであった。そして、東京から6時間近くかけて、予定どおりの時刻に
紀伊勝浦に到着する。
熊野交通バスの窓口で那智大社までの往復割引切符(1000円也)を購入。予定どおり14時10分発のバスに乗って那智山へ向かう。このとき、駅前で荷物を預けておけば良かったなあ。当初の予定では神社お寺前駐車場までバスで行くことにしていたが、1つ手前の「滝前」バス停で降りて、那智の滝から回ることにした。那智の滝周辺はフィトンチッドにマイナスイオンの宝庫。癒されますなあ。
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さて、那智の滝から青岸渡寺方面に向かうべくお滝道を歩き出す。すると、なななんと 延々上り坂。裏参道も結構急な上り坂だったのだ。ひょえー。暑いし、荷物も重いし、いきなりぐったりだ。それでもゲシゲシ歩いて登って真面目に参拝する我々。那智の水はやたらにうまかったなあ。ごくごく飲んだ。しまいにゃペットボトルに詰めて帰ろうかなどと言い出したが、やめておいた。
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大門坂16:31分発のバスで勝浦に戻る。ホテル浦島には、観光桟橋からカメの形の専用船で行くのだが、酒屋で酒を買っている間にカメの船は出航してしまったので、カメよりやや大きめな臨時船に乗って出航を待っていると、なにやらドドドドドと団体さんがお乗りになった。そして皆様とても大荷物。ヨーロッパ10日間の旅にでも行くんですか?みたいな大荷物。最近、ここに限らず大荷物の人が多いような気がする。国内旅行で何故あんなに大きなキャリーカートを引きずる必要があるのでしょう?
専用船で5分ぐらいでホテル浦島のロビーに到着。事前の情報どおり、ものすごく大きな宿だった。チェックインは実に淡々と事務的に行われ、部屋への案内もなく鍵を渡されて勝手に行くスタイル。お部屋係のご挨拶とやらもなし。我々はこういうスタイルが大歓迎だけど、そういうのが嫌な人は嫌なんだろうね。
我々の部屋は本館745号室。
さて、ウェルカムおやつ(3種類もあった)もそこそこに、スタンプラリーシートをにぎりしめて風呂めぐり。まずは、忘帰洞。行くまで知らなかったのだが、男女の入替があるらしい。どうりで風呂の様子が写真と違うと思ったよ。向かって左側が男湯、右側が女湯で、翌朝入れ替わる形。まるたの情報によると男湯(左側の湯)はものすごく大きいらしい。案の定、男尊女卑だ。そりゃ男女入替がなきゃ納得いかない。平日だと、どう考えたって女のほうが客が多いのに、もうちょっとどうにかして。そして、忘帰洞は、「自然環境に配慮して」シャンプーとリンスが使えないシステムになっていた。ボディシャンプーしかおいていない。炎天下歩きまくって汗みどろなのに洗髪できなくてがっかりだった。忘帰洞は最初に入るべきではなかったか。そういえば知らないオバチャンの客に尋ねられたな。「ここはシャンプーないんですか?」って。だーそう書いてあんじゃん。つーか、ないの見れば分かるじゃん。きいてどうすんの。ぶちぶち。
夕食は、18時30分からバイキング。事前クチコミの評判はあまり芳しくなかったが、普段ロクなものを食べていない我々にとっては十分すばらしいものだった。勝浦名物マグロもあるし、揚げたての海老天も食べ放題。アイスクリームもあった。でも、客が多くて、どうしてもゴチャゴチャバタバタするので、やっぱりそういうのが嫌な人は嫌かもね。夕食後は
しばらくだるまになっていたのだが、湯を堪能するという執念により21時ごろ再び湯へ。長いエスカレーターを上って山上館の露天風呂。続いてなぎさ館のなぎさ元湯。1時間休憩し、23時に本館のハマユウの湯(まるたは滝の湯)。