ロンドンエジンバラ 旅行記 その4

    


  1994年9月9日(金)〜10日(土) ロンドン :にわか雨 → 東京:晴。やっぱり日本はまだ暑かった。  

 

 9日の朝はとてもゆっくりしていた。10時にホテルをチェックアウト。帰国便の出発までは時間があるので、荷物をフロントにあずけて街へ出かける。キングスクロス駅の本屋で、日本語訳しか読んだことのないトマス・ハーディ作「テス」の原作本が1ポンドで売られているのを見つけて衝動買いした。

 

 

 
 衛兵交替を見るためにバッキンガム宮殿に向かっていたのだが、本屋でもたもたしていたせいか、到着が予定よりも遅くなってしまった。11時15分、宮殿に着いたころには既に黒山の人だかり。衛兵交替を見るのは私は2度目だが、人の垣根越しに見るので訳がわからなかった。

 グリーンパークを歩いて行き、ボンドストリートのあたりをうろうろする。ブランドショップは苦手だなあ。
 コベントガーデンで最後の昼食。その後なんだかやることがなくて暇だなー、退屈だなー、どうしようかなーと考えながら歩いて行って、リージェントストリートの「そごう」で時間をつぶした。


衛兵交替を人垣の隙間から・・・

 

 

 15時40分にホテルに戻った。ロンドンと東京との気温差を考えて、厚手のカーディガンをスーツケースにしまう等の荷物の入替作業をどうしてもやりたかったので、ホテルのロビーで敢行した(周りの目もあって、さすがに勇気が必要だった)。外は雨が降り始めていた。
 ヒースロー空港まではJTBの団体バスで行ったのだが、渋滞の為すごく時間がかかった。
 空港到着は18時ごろ。団体で荷物をあずけ、日本航空のチェックイン手続きをした後、解散。出国審査はとてもあっけない。押印もない。出て行く分には問題ないからか。

 空港の免税店で、友人がいきなりバッグ(300ポンドって言っていたような)を買ったというので驚いてしまった。あー私にはそんな短時間でそんな高価なものを買う決断力はないなあ。ひょえー。私はといえば、外貨小銭の始末のためにお菓子漁りに夢中になっていたのだから、なんだか惨めだった。あの時、友人が言った「食べ物やだあ」という台詞が今も耳に残っている。えーっ、私は外国のお菓子をいろいろ見るのって楽しいと思っていたんだけどなあ・・・人それぞれなんだね。

 帰国便JAL402便19時45分発は、ほぼ定刻どおりに離陸。機内ではやっぱり脚が激しくむくんで、何回もバタバタしたりもんだりしていた。日本時間の9月10日15時20分(GMT10日7時20分)ごろ成田空港に到着。
 成田エキスプレスの新宿行きの空き席が19時16分発まで無かったため、4時間近くホームでぼーーーーっと待ち続けることになった。21時ごろようやく帰宅。時差呆けで頭ふらふら、9月9日が長く長く続いた感じだった。

以上、ロンドン・エジンバラ旅行記おしまい。

 


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