岩手・秋田・青森 北東北4日間の旅日記 その2

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2005年12月30日(金) 花巻南温泉  → 秋田セリオンタワー見物 → 花巻南温泉

*花巻8:48発 → 盛岡9:16着 (東北本線快速はまゆり2号) 
*盛岡9:24発 → 秋田10:55着 (秋田新幹線こまち1号///きっ喫煙席しかとれなかったぁ!!)
*秋田駅西口11:00発 → セリオン11:35着 (バス)

*セリオン13:05発 → 秋田駅西口13:30着 (バス)
*秋田14:05発 → 盛岡15:38着 (秋田新幹線こまち20号)
*盛岡16:03発 → 花巻16:43着 (東北本線)
*花巻17:10発 → ホテル志戸平17:35頃着 (花巻温泉峡 無料シャトルバス)


朝は5時40分に起きて朝風呂へ行く。昨夜とは男女が入れ替わっており、朝は女湯が1階「渓流大浴場 天河の湯」 。ここは露天岩風呂が大きくて、渓流沿いで、雪がちらついて、実に風情のある風呂であった。早すぎてまだ暗かったんだが。

入浴後、身支度を整え、7時から朝食バイキング。会場は夕食と同じレストラン。朝食開始早々だったので、まだパンが全部そろっておらず、そうとは知らないので変なパンをとってしまった。学習して、明日の朝は焼きたてミルクパンが出てくるのを待つとしよう。

さて、朝っぱらからテキパキと行動していたのは、8時6分にホテルの前を出る路線バスに乗って花巻駅に向かうためだったのだが・・・なんとバス停に掲げてある時刻表を見ると・・・”年末年始ダイヤ”の紙がぺっとりと貼られており、8時6分発などというそんなバスはありやしないではないか!ちぇっ。やられたあ。もともとはホテルの無料シャトルバスが朝遅い時間からしか出ない(冬季だから?)というので、仕方なく路線バスに予定を組み替えたのに、その路線バスもないのか・・・。というわけで、やむをえん。我々の完璧なる予定をこなすためにはなんとしても「はまゆり2号」に乗るのだ。ホテルフロントでタクシーを呼んでもらい、在来線花巻駅まで行く。25分ぐらいで、料金は2900円だった。むう。

なお、事前に調べた天気予報では、東北地方は、特に日本海側は大雪の予報。暴風雪 だの 打ち付けるような雪 だのと脅かされていた。したがって、真冬の宗谷岬に行けるぐらいな重装備で出かけていった。あの稚内旅行での暴風雪がトラウマとなっており、ミズノのブレスサーモという高級ババシャツまでゲットして行ったのだ。ところがどうだ、我々が行った時は毎日 毎日良いお天気だったよ。たしかにすごい積雪だったけど、結局滞在中1回も降雪に見舞われることなく、ラッキー?(車中では降っているところもあったが)

そんなわけで、秋田には行かれないんじゃないかと思っていたけれど、新幹線は予定通り、1分たりとも遅れることなく、無事秋田に到着。ただし、この「こまち1号」は喫煙席しかとれなかったんで、盛岡から秋田までの1時間半を、空気の白い喫煙車両で過ごし、マスクして耐えた。わーん。でも、思い起こせば子供の頃は、家族に喫煙者が多く、自家用車内にて、寒いから又は暑いからという理由で窓も開けず、子供だった私が乗っていようがそんなこと関係なく、狭い空間でぷーかぷか吸われていたから、タバコの煙には慣れているはずだったんだけどねぇ。そういえばあのこまち1号にも、子供を喫煙車両に乗せている親もいたな。大人の都合なのね。

秋田市内の積雪はさすがにすごかったが、良いお天気。秋田駅到着10時55分。一方、乗るべきバスの発車時刻は11時。その間わずか5分しかなかったのだが、秋田駅が予想以上に広かったので、バスターミナルを探すのに少々焦った。しかも西口なのか東口なのかわから ず、目指すセリオンタワーが西にあるんだからバスも西口から出るに違いないと 見込んでどだだだと行ってたまたま見つけたようなもの。でも後から完璧なる予定表(遠足のしおり)をみてみたら、ちゃんと「西口」って書いてあったよ・・・。11時のバスに、ちょうど乗ることができて、25分かけて終点のセリオンタワーまで行った。お客さんは沢山いたのに、終点まで行ったのは、我々だけだった。 →セリオンのページ


SELION(セリオン)外観

 
SELION 4階スカイラウンジから男鹿半島方面

ここでは大晦日にはカウントダウンなどのイベントをやっているようだったけれど、12月30日には特に何もなく、お客さんも少なかった。展望料金1人400円を払い、エレベーターにて5階展望室(地上100m)へ。良いお天気で、眺めも良かった。4階のスカイラウンジ新航路(地上96m) にて昼食。

秋田滞在はわずか3時間で、あっという間に引き返す。帰りも順調に乗り継ぎ、盛岡経由、花巻駅より、シャトルバスに乗って17時半ごろホテル志戸平へ戻った。

この日は、貸切渓流風呂のうち、最も値段の高い「黄金の湯」を予約。18時20分から19時10分まで、50分で2,625円也。ここは内湯のほかに露天風呂も着いていてすばらしい。だけど、内湯の湯口からは湯が出ておらず、蛇口の湯を出すしかない感じ。まるたがフロントへ電話してきいたら、「そういうもの」なんだって・・・。というわけで、露天風呂でウキウキと過ごした。貸切なのだからカメラ持ち込んで写真撮れば良かったなあ・・・残念。今回の旅の中で、この貸切風呂が一番楽しかったなあ・・・うっとり(遠い目)。

夕食は19時30分から。連泊なので、昨夜とは違うメニュー。(お品書きが手書きだった・・・)個人的には昨夜のメニューの方が美味しかった。そして夕食の時間が遅かったらしく、我々は最後の客となった。出てくるはずのデザートがなかなか出てこないまま周りは片付けられ、厨房の人影はまばらとなり、なにやら寂しくなったので、「すいませーん」と居酒屋状態で声をかけ、デザートを催促。ああ、なんてこと。その他、この日の席は、窓際で、眺めは良いのだろうが、寒くてかなわんかった。

22時から部屋でマッサージ。部屋に来てもらうマッサージは今まで試したことはなかったが、40分で4000円だというので頼んでみた。2人同時にやってもらいたかったのだが、人がいなかったらしくて、20分ぐらいの時間差でやってもらうこととなった。今まであまり指摘されたこともないし、自覚もないのだが、「肩が凝ってますねえ」と言われたなあ。ふーん、どっちかっていうと、脚が浮腫んで疲れるし冷えるし大変なんだけどなあ。とにかく、まあ、昨日のヤワな脚ツボと比べると、体格の良いオバサンによって施術されたため、ぐいぐいと効果的だった。ような気がする。だといいな。ということにしておこう。にや。

ホテル志戸平には、「名物 千人風呂」というのがあるのだが、これが、混浴なのである。うーん、混浴かあ。もう若くはないのにずうずうしいかもしれないが、まだ混浴に割り切って入る図太さは持ち合わせていないなあ。ちょっと覗いてみた時には、女の脱衣所(脱衣所は一応男女別)には、やっぱり誰もいなかった。まるたによるとやはり中にはオッサンしかいないという。えー、どうしようかなあ・・・と思ったけれど、真夜中に、バスタオル持参で、まるたに隠れてちょっと行ってみることにした。オッサン1人だけ内湯にいたようだが、露天には誰もいなかったので、どだだだだと入ってみた。広くて眺めもよいのだが、湯音が高いので、腰湯ぐらいがちょうど良い感じ。しかし、ちょうど雪がちらついていて腰湯じゃ肩が冷えるし、ていうか誰か来たらやっぱりなんか嫌だなあ、と思うと安心して入っていられず、5分足らずで出てきてしまった。混浴ってのは、つまり、男湯ってことじゃん?なんかずるーい。・・・あと5年ぐらいたったらどうでもよくなるかなあ?


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