鳥取・島根4日間の旅日記その3

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2007年9月4日(火) 皆生温泉 => 足立美術館 =>  松江 => 玉造温泉

*皆生温泉観光センター9:30発 → 足立美術館10:10着 (足立美術館無料シャトルバス)
*足立美術館12:50発 → 安来13:10着 (足立美術館シャトルバス)
*安来13:18発 → 松江13:38着 (快速アクアライナー)

*松江17:20発 → 玉造温泉17:50着 (路線バス)



皆生温泉・美保湾

 朝風呂の後、朝食会場へ。朝食はバイキング形式だが、各種クチコミで沢山の人が言っていたとおり、オレンジジュースにベーコンにスクランブルエッグはあるが「パンとコーヒーはおいていない」。実際にホテルの人に尋ねている客もいた。下手に洋食メニューを並べなければ「コーヒー・・・」と言い出す人も減ると思うのだが。 我々はチェックインのときにもらった「ラウンジで無料でコーヒーが飲める券」を持って食後に早速行った。ラウンジには他に客はいなかった。ふふん。それにしても、少なくとも2年前のクチコミから何度となく指摘されているのに、そこまでかたくなにコーヒーとパンを出さない合理的理由ってなんだろう?


足立美術館

 9時にチェックアウト。バス停に向かっててくてくと歩み始めると、ホテルの人が「バス停まで送りましょう」と言ってくれる。なんて親切なんでしょう。歩いても5分ぐらいなのだが、ラッキーだった。
 観光センターのバス停にて、9時30分発の足立美術館行きのバス(無料)に乗り込んで発車を待つ。他に誰も乗らないだろうと思っていたのだが、13名の中高年団体がわやわやと 乗ってきたのでほぼ満席となった。しかも整理券とやらをもらわずに乗った我々(別にいいんだよねえ?)は、係の人から「団体さんとは違いますね?昨夜はどこにお泊りでしたか?」なんて尋ねられた。この無料バス、どの媒体でも案内している便利なバスなのだが、昨夜のお泊り箇所を確認するその意味はなんだろう?


足立美術館その2

 10時10分ごろ足立美術館に到着。米国の日本庭園専門誌で5年連続庭園日本一に選ばれたんだそうな。何故に米国の専門誌が日本庭園を?桂離宮や栗林公園を押さえて1位とは、その基準はなんだ?「足立美術館」 なんて、今回の旅行を計画するまで存在すら知らなかったよ・・・。東京都足立区にある公立の美術館かと誤解しそうだ(しないって。)。天気も良くなかったし、平日の真っ昼間だったのだが、結構沢山の人でにぎわっていた。


足立美術館その3

 11時半ごろ、館内の喫茶室「大観」にて、パスタがあるのを発見し、早めの昼食。事前リサーチでは食事処の候補を見つけられなくて安来駅にて適当に食べようかと思っていた。実際には美術館の近くにどじょう料理の店や出雲そばの店などがいくつかあった。
 美術館前の売店で「梨ソフト」を買って食べてみた。
 足立美術館発12時50分の無料シャトルバスにて山陰本線の「安来」駅へ(13時10分着)。13時18分発の快速に乗って米子へ向かう。安来での乗り継ぎ時間が10分ないので、もし道路が混んでいたら大変だったな。

 

■松江見物

 安来から20分ぐらいで松江に到着。まず「ぐるっと松江レイクラインバス」の乗り場を探す。JTBのエース宿泊プランについていた引換券を運転手に渡して1日乗車券と交換する。このバスは「山陰ゾーン券」の区間外だったのでちょうどよかったなと。
 バスで松江城近くの「ぐるっと松江堀川めぐり」遊覧船の発着場に行く。この遊覧船はなかなか面白かった。我々のほかに2組5名が乗る。ただ乗っているだけで船頭が見所を案内してくれるなんて極楽。何故か親の持つカメラをつかんで「み、し、てー」と叫んでばかりいるガキが1名同乗していてウルトラ迷惑。船頭の話が聞こえないから黙らせろ。
 

 一周50分ぐらい。途中いくつかの橋をくぐっていく。

 中には橋高の低い橋が2〜3あった。もっとも低い橋を船がくぐるときにはこのように船の屋根が全部下がるので全員、前屈。 


松江城

 遊覧船で堀川めぐりをした後、松江城天守閣に登る。城だから当たり前なのだが、アンチバリアフリーな城内で、今までに観光客が転んだとか怪我したとかいう事故はなかったのかな、と考えつつ必死で(大げさ)急な階段を上り下り。


宍道湖・天気が悪い

 松江城見物のあとは「ぐるっと松江・・・バス」の1日乗車券を使って松江市内をめぐる。
 まず、まるたの提案により、「松江堀川・地ビール館」へ。
 次に、宍道湖の夕日鑑賞スポットである県立美術館前へ。宍道湖のそばを少し散歩する。厚い雲が空を覆い、夕日には程遠い天気だった。しかも、17時過ぎではまだ陽は高い って。


松江駅前・ぐるっと松江レイクラインバス

 後ろ髪を引かれつつ、松江駅前に戻った。ぐるっと松江レイクラインバスは便利であった。公共の交通機関を駆使して旅する我々には、このようなバスの1日乗車券は実に有難い。
 松江は思っていたよりも都会で(って、県庁所在地なんだから当然か)、しかも観光しやすそうな街だった。

 松江からバスで玉造温泉街まで行く。30分ぐらいかかった。今夜の宿は「長楽園」。選んだ決め手は日本一の大露天風呂、源泉かけ流し。ただし混浴。でも女性には専用の巻き布がある、というところ。
 ⇒ 長楽園のページ
 宿に到着したのは18時過ぎだったが、チェックインのときに「貸切風呂のサービスがあります。でも19時からしか空いていません」と言われ、つい申し込んでしまった 。しかし、夕食の時間が19時からしか設定できず、重複するのでキャンセルしてもらった。307号室。
 夕食前にまず館内の風呂へ。ここは風呂に関しては概ね女尊男卑に出来ている。しかも夕食時間帯と重なっていたためか、貸切状態。個室での夕食の後、しばらくだるまとなり、22時ごろ、別棟にある大露天風呂に向かう。外は雨。いよいよ噂の大露天風呂。女性専用露天風呂を通過していよいよ混浴エリアに突入。脱衣場に 備え付けの花柄の巻き布は、お湯の中を歩いていると水圧でハダけそうになる。しかし、これがあるとやっぱり混浴の抵抗が断然緩和されるね。
 スパリゾートハワイアンズ内の露天風呂「江戸情話・与一」と比べると、与一のほうが広い(男女別)が、あちらは源泉かけ流しではない。
 ちらほらと人がいたが、結果的には我々だけとなり、大露天風呂が貸切状態となった。無理に貸切風呂サービスに拘る必要はなかった。途中雨が激しくなったので雨宿りしつつ堪能した。 


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