カナダ(ナイアガラ・ケベック・モントリオール)旅行記  その1 〜ナイアガラの滝〜

  

 

1996年9月1日 出発

 

 

 成田空港第1ターミナルビル4階「G」カウンター前に11時30分集合(ルックJTB)。一緒に行く4人は15分前に無事全員集合。ノースウェスト航空の機内荷物預入れ手続きは混んでいて意外に時間がかかった。12時にJTBの「説明」を受け、出国手続き、自宅に電話、ゲート前でサンドイッチとオレンジジュースを購入云々、かなり慌しかった。
 ノースウェスト航空086便は定刻どおり13時30分に出発。時差はマイナス13時間。日本時間15時(=現地時間9月1日深夜2時)に機内食1回目。現地時間9月1日朝6時にショートブレッドと飲み物が出る(このタイミングのショートブレッドはNiceであった)。10時30分機内食2回目。パンケーキを選んだのだが、シロップ浸しにしてしまい甘々になってしまった。定刻どおり12時に経由地デトロイトに到着。アメリカの入国審査、荷物受取、税関、再度荷物預け入れ等。現地係員による「乗り継ぎの手伝い」がついていたのだが、これは どう考えても不要だった。ぞろぞろ団体でゲートに向かっていくなんて、格好悪いし・・・。デトロイトの空港は、左右売店だらけで、アメリカっぽい大きい空港だった。
 ノースウェスト航空664便、14時デトロイト発。国内線なので左右3列ずつの小さめの機体だった。飲み物サービスが1回。

 

 


ナイアガラフォールズ アメリカ滝

 15時、バッファロー着。現地係員の出迎えを受け、団体でバスに乗る。16時、カナダ入国。バスを一旦降りて、パスポートを見せてバスに戻るという簡単なもの。日差しが強く、暑かった。
 16時30分頃、スカイラインブロックホテル着、解散。609号室と610号室に2人ずつ2部屋に分かれる。
 部屋はとても狭く、スーツケースを広げる場所に困った。私のスーツケースは洗面所の入り口を塞ぐ格好で置いておくしかなかったんで、邪魔っけだったなあ。窓からはナイアガラ滝が見えた。夜のライトアップもちらっと見えた。
 17時過ぎ散歩に出かける。ナイアガラ滝を見物。日差しはまぶしく、暑く、そして眠くて、だるい。
 18時30分ごろビクトリアパークカフェテリアでジュースを飲む。

 

 

 時差呆けのせいか、異常に疲れていた。夕食を求めてレストランにも行ってみたが、胃がもたれていたのでカフェに舞い戻ってホットドッグとポテトの夕食とした。ぐったりして21時前に就寝。
 SKYLINE BROCK HOTEL
 5685 FALLS AVE., NIAGARA FALLS, ONTARIO,L2E, 6W7 CANADA

 

 

1996年9月2日 ナイアガラの滝観光  → ケベックへ

 

 

 昨夜、21時前に寝た後、深夜1時頃、3時頃、5時頃、と何度も目が覚めてしまった。6時前に起きて日記を書いたりお金を合わせたりという作業を暗いところで行っていた。7時半に隣の部屋の2人に電話をしてみたら、まだ寝ていたらしかった。8時20分頃スーツケースを出してしまい、クリフトンヒルへ向けて出発。朝食は、Niagara Clifton Restaurantにてパンケーキと卵とベーコンとコーヒー。 日差しは相変わらず強くて、暑かった。

 

 


テーブルロックからカナダ滝を間近に見る

 ホテル出発まで1時間ぐらい余裕があったので、散歩する。アメリカ滝を何度も見るのだが、時差呆けでイマイチ気分がすっきりしない。10時半前にはホテルのロビーに戻る。
 10時45分、ツアーに含まれる半日観光開始。私達4人と、隣のホテルに泊まっていた中年夫婦とガイドの計7名、ミニバスで出発。
 テーブルロックハウス。カナダ滝を間近に見る(写真左)。水しぶきを浴びまくった。ものすごかった。
 11時30分にスカイロンタワー。エレベーターの行列を経て回転展望レストランでの昼食へ。窓際の席でラッキー。スープ、パン、サーモンステーキ(でかい)、アイスクリーム、コーヒー等。
(〜12時45分)

 

 


「霧の乙女号」船上からアメリカ滝を見る
(カメラはビニール袋の中)


「霧の乙女号」船上からカナダ滝・テーブルロックポイント側
 

 
 

 今回の旅のメインと思われる「霧の乙女号」乗船だったが、「滝の体感」はイマイチだった。いや、面白かったけれど、人が多かったので、貴重品をスられないようにと気を使って結構なストレスだった。また、写真のような青い合羽を着るのだが、これが蒸して暑かった。カメラをビニール袋に入れたままシャッターを切るというのもなんとなく間抜け。乗船時間は20分ぐらいだった。
 ワールプールは、滝から5キロぐらいのところにあり、「巨大な渦潮」だというのだが、それほど巨大に見えなかった・・・。 
 1時間半ぐらい走ってトロントの空港に17時ごろ到着。いやあ、ここでガイドが何故か繰言を始めてなかなか解散にしてくれない。私はそのあまりのクドさと、あまりの足の痛さにキレてしまい、とっととゲートインしてしまった。・・・後から考えてみるとせっかくトロントの空港だったのに、ゲートインする前にもっと見物しておけばよかったなあ。
 CP(カナディアン航空)1606便、18時45分発。40人乗りの小型機(左2列、右3列という感じ)。機内アナウンスはいきなりフランス語が先にくる。さて、機内食で軽食が出たのだが、実に美味しかった。特に、りんごのプリザーブのようなデザートが一番良かったなあ。1時間20分ぐらいのフライトで、ケベックに20時5分到着。途中から眠りこけてしまい、着陸の瞬間には意識がなかった。やたら暑かったナイアガラを離れ、寒いケベックに着いて、一挙に時差ぼけは解消。空港に着いたときのあの寒さがとても心地よかった。
 車はまずシャトーフロントナックホテルに向かう。20時45分ごろ到着。ナイアガラから一緒だった中年夫妻はここに泊まるらしい。私達はBグレードコースだが、彼らはきっとAグレードなんだな。その夫妻のチェックインを待つ間、我々も降りて音に聞こえしシャトーフロントナックホテルのロビーを探索。
 さて、その後、車はなんだか空港の方に戻っていく感じで走る。市街からとても遠かった。やっぱり、Bグレードだから?21時50分ごろシャトーボンヌアンタントに到着。小さくてさっぱりしたホテルだった。
 隣室と中でつながるコネクティングルーム式。この部屋は、スーツケースをゆったり広げる場所があって良かったんだが、ベッドの上の電気もドライヤーも壊れていた・・・。

 CHATEAU BONNE ENTENTE
  3400 CHEMIN SAINTE-FOY QUEBEC GIX 1S6

 

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2005/2/14編