レールなんかどこにもねえんだよ。

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Aさんが、Bさんに、「Bさんが敷いたレールがあるから、Cさんはそのレールの上をただ進めば良いから、楽ができるんだ」と言っているのを聞いたCさんの前に、実際にはレールなんかなくて、どこにもなくて、あるのは10キロおきにある道しるべだけで、Cさんが進み始めて2キロたったところで、方向がわからなくなって、レールを敷いたという噂のBさんに、レールはどこにあんだよ?と聞くと、「そこらへんにある。捨ててはいないから。」という回答があり、Cさんはそしてレールの破片を自力で探し、Bさんと一緒にやっていたDさんに「Bさんが敷いたっつーレールとやらはどこにあんだよ?」と聞くと、Dさんが昨日と今日とで指す方向が違っているので何の役にも立たなくて、だから、Cさんは、自力でなんとか10キロ先の道しるべにたどりつくのだが、その道しるべも適当な方向を指していて、結局Cさんは自分で工夫して作った鉄材でレールを敷いて、道しるべを100メートルごとに立てて、既存の道しるべの方向を直して、次にやってくるであろうEさんは「レールの上をただ進めばよいから、楽ができる」という状態にある場合、何も知らない人が評価するのはBさんとEさんである、という場合のCさんは、貧乏くじをひいたんですね。

「レールはどこにあるんだよ?」「え?どこなんだよ?」「草ぼうぼうじゃねえか、このやろ」「見えないんだよね、レール、どこにもさあ。」と、Aさんに聞こえるようにBさんやDさんに詰問しても、Aさんは聞いていない場合、Aさんには、管理職の資格はない。

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そのとおりだ

努力はきっと報われる。まあ、報われなくてもいいじゃないの。人生なんてそんなもんよ。

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このページは、が2005年8月19日 00:42に書いたブログ記事です。

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