毎朝、新宿駅7時59分発の大江戸線・六本木大門方面行きに乗る。そして今朝、7時55分ごろに発生した大江戸線の停電・不通事故に思いっきり巻き込まれた。記憶のある限り、生まれて初めて、振替輸送票というものををもらって別の路線を使うという経験をした。
いつも勤務時間開始の30分前に着くようにしているが、今日は15分遅れの出勤で15年ぶりの事故欠勤。幸い、車内に閉じ込められたわけでもなく、線路を歩いたわけでもないので、そんなに疲れなかったが、よく知らない駅で普段使わない路線に乗り換える羽目に陥り、一瞬だが途方にくれた。
(詳細)いつもの電車が、8時過ぎてもなかなかこないなあ、と思っていたところ、「停電で運転見合わせ」のアナウンス。しかし直ぐに復旧するというので、そのまま待つ。やがて電車がきて、普通に発車したものの、再び停車。そこが国立競技場駅だった。
車内アナウンスで「変電所の停電のため、復旧にかなり時間がかかる。急ぐ人は振替輸送を利用して。」と案内があった。先ほどの新宿駅でのアナウンスとはだいぶ様子が違う。新宿にいるときにそうだと分かっていれば初めからJRに乗ったのに。ぶつぶつ。
で、周りの乗客達がぞろぞろと電車を降り始める。おいらも、別に急ぐわけではなかったが(急ぎの仕事があるわけでもなかったのだが)、どうしようか悩み、迷いながらも電車を降りて、改札に向かってみる。うーむ。振替っていっても、ここはどこなんだ、どうすりゃいいんだ。振替輸送票をもらう乗客で改札は大混雑(そりゃそうだ)。なかなか改札を出られなかった。改札を出てから職場に電話。
次に、振替先のJR線の最寄り駅を求めて歩きだす。すると、意外とすぐ近くに千駄ヶ谷駅発見。電車も直ぐに来た。総武線各駅停車千葉方面行きはとてもすいていて、秋葉原までゆったりと座っていきましたとさ。さすがー。黄色い電車ー。秋葉原で乗り換えた山手線は対照的にウルトラ大混雑だったんだが。ああやれやれ。
23日午前7時55分ごろ、都営地下鉄大江戸線の中井―豊島園間で停電が起き、全線で運転を見合わせた。約30分後に一部で復旧し、その後も不通が続いた光が丘―国立競技場間は約3時間後に運転再開となった。1本の列車が練馬―新江古田間で停止し、空調が止まるなどしたため、13人が不調を訴えた。72本が運休し、9万3000人に影響が出たという。都交通局によると、停電して約6分後に一時復旧したが、その7分後に再び停電した。中井変電所(新宿区)でトラブルがあり、通電できなくなったという。
停電で光が丘から都庁前方面に向かっていた列車(8両編成)が新江古田駅の約200メートル前で停車。乗客1300人は運転席にある非常用ドアから車外に出て線路を歩き、同駅に向かった。東京消防庁によると、21〜39歳の女性10人が病院に搬送された。
はっはあー。
国立競技場から先はすぐに復旧したから、そのまま待っていれば、もっと楽に職場に着いたのにねー。惜しかったねー。
線路上を歩くなんて経験はそんなにできないから一度経験してみても良かったのにねー。