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ドイツ旅行記 その6

2006.8.29 ベルリン 滞在 1日目

■ベルリンのホテル・アルスターホフでの朝。8時ごろレストランに行って朝食。ここのビュッフェも温かい料理があり、種類も豊富だった。日差しの入る半地下のテラス席で食べる。
■地下鉄(Uバーン)を利用し、シャルロッテンブルグ宮殿に向かう。
 ・8時50分ごろホテルを出発し、最寄り駅(歩いて30秒)Augsburger Str.駅へ。早速、自動券売機で1日乗車券(Tageskarte)A・B区間用を購入。5.80ユーロ也。日本円で大体900円ぐらいか?
 ・U3 Krumme Lanke行き ⇒ Fehrbelliner PLで乗り換え。 U7 Rathaus Spaudau 行き ⇒ Richard-Wagner-Platz で降りる。地下鉄は簡単に乗りこなすことができた。
 ・5分ぐらい歩くと、シャルロッテンブルグ宮殿が見えてきた。なにやら雨が降り出してくる。シャルロッテンブルグ宮殿内(1階)の見学は、ガイドツアーのみらしいので、9時40分からのガイドツアーのチケットを購入。1人8ユーロ也。9時40分からの参加者は全部で7名。どうやらドイツ語を解する人種が4人、英語が1人、日本語(我々)が2名。そして、ガイドツアーは怒涛のドイツ語でした。英語を解する人が、ツアー開始直後に「あのー、英語の解説はないですか?」と恐る恐る尋ねてくれる。すると、「ガイドはドイツ語のみ。だけど、解説書ならある。」と英語で回答があったので、我々も便乗し、「日本語の解説書をくれ」と頼んだ。以後、すごい早口の(たぶん)ドイツ語を浴びながら、ガイドの後ろをくっついて歩き、解説書をめくりながら、「今、たぶん、だいたい、この辺を解説している。に違いない。ことを願うよ。だといいな。」と推定しつつ、理解した気分になって、進んでいく。・・・あの時、英語の解説はないかと聞いてくれた人がいて、よかったなあ。

 
↑ ベルリン・シャルロッテンブルグ宮殿

■さて、次は地下鉄でポツダム広場周辺に行く予定だったが、変更し、最寄のバス停からバスでツォー駅に向かうことにする。ガイドブックでは145番のバスがツォー駅に向かうらしい。しかし、最寄のバス停には「M45」というのが通り、そしてそれがツォー駅に向かうらしいので、えいや、とそれに乗ってみた。これは、地下鉄もバスも乗り放題の「1日乗車券」を持っているが故にできる適当な行動である。この1日乗車券 (Tageskarte)は便利だったなあ。
■無事にツォー駅に到着。ここから、200番のバスに乗る。この200番のバスや、100番のバスも、観光客の行きそうなところを回ってくれるので、とても便利だった。しかも。1日乗車券を持っていると自由に乗り降りできて、実に便利。
■ポツダム広場のソニーセンターに着いたのは、11時30分ごろだった。ビール好きのまるたのために選定しておいたビアレストラン「リンデンブロイ」に行って昼食。しかし、ミュンヘン名物の白ソーセージをベルリンで食べるとは。

 
↑ ベルリン・ソニーセンターを覆うテントの屋根

↑ 「リンデンブロイ」での昼食。奥はシュバイネブラーテン (豚肉の煮込み Schweinebraten)。手前はヴァイスブルスト(白ソーセージ。見えないけど。Weisswurst)にプレッツェル。

■昼食後、ソニーセンター内を見物。だんだん雨が激しくなってきたので、まるた(傘を東京においてきた)用の傘を探すべく、ダイムラーシティのアルカーデンに向かう。アルカーデンの地下の薬局みたいなところで折りたたみ傘を買ったのであった(ベルリン土産?)。雨のせいもあってか、昨日の暑さが嘘のように寒かった。東京の10月下旬〜11月ぐらいの寒さか?薄い上着を持っていってよかった。時折晴れ間も見えるが、しかしほぼ霧雨という寂しい天気であった。

 
↑ ベルリン・ポツダム広場に残る「壁」の一部

↑ ベルリン・ブランデンブルグ門。雨で寒い。

■雨の中を、ポツダム広場からウンターデンリンデン方面に歩いていく。ブランデンブルグ門の前で写真を撮り、脇の土産物屋を見物したあと、ドイツ・連邦議会議事堂へ行ってみる。ここの屋上にあるガラスドーム状の展望台を目当てに行ったのだが、なにやら噂に違わぬ長蛇の列。大行列。しばらく待ってみたのだが、翌日の朝早くに出直すこととして、とりあえずその場を去った。翌日の予定を先取りし、ミッテ地区を見物することにする。
■100番のバスでAlexanderplazへ。テレビ塔の展望台(ガイドブックでは7.50ユーロとなっていた入場料が8ユーロに値上がり)にエレベーターで昇ってみる。天気が悪くて、なにやらどんよりした感じ。(写真)

 
↑ ベルリン・テレビ塔。天気が悪い。

↑ ベルリン・テレビ塔の展望台からティーアガルテン方面を望む。

■森鴎外の小説「舞姫」に出てくる(らしい)マリエン教会を見物。
■赤の市庁舎見物。塔が工事中で、白いものに覆われていた・・・。

 
↑ ベルリン・赤の市庁舎(工事中・・・)

↑ マリエン教会とテレビ塔

■赤の市庁舎を一周したところ、近くに「ニコライ教会」(ベルリン最古の教会)が見えたので行ってみた。ここは、何やらベルリンの街のミニチュアを各種展示していて、思わず知らず面白くて、丹念に見物した。

 
↑ ニコライ教会

↑ ニコライ教会(内部は市立博物館として公開されているとのこと)で、ベルリンの街のミニチュア立面図が各種展示されていた。

■ニコライ地区を徘徊後、シュプレー川沿いを歩いて、カールリープクネヒト通りへ。100番バスに乗って連邦議会議事堂の様子を車窓から見てみると、行列がさきほどよりも長くなっているのを発見したので、そのまま通り過ぎ、終点ツォー駅まで乗り続けた。

■ツォー駅から地下鉄に乗ってホテルに戻ることを計画。しかし、ここで「U2 Pankowの謎」が発生する。
U2 の Pankow行きに乗ろうと思って、表示どおりに進んでいくと、何故か途中で「U2」の表示が消えてしまう。元に戻ってみたり、一旦地上に出てみて、U2の表示のあるエレベーターに乗ってホームに下りてみたりするのだが、どうやっても「U12」のホームに着いてしまうではないか?!「U2パンコー!」と間欠泉のように唱えながら乗り換えホームを探す我々。しかし、U2の表示は途中でいつの間にか消え、「U12」になるのであった。
ということで、だんだん謎が解明されてきた。どうやらU2を、U12が代行しているらしい。ホームの掲示板に、ドイツ語と英語で説明書きがあるのを読んで、いろいろ考え合わせてようやく理解した。ベルリンに着いた時にガイドからもらった路線図には反映されていなかったことであるが、帰国後に読んだジャーマントラベルニュース(by ミキ・ライゼン)によると、こういうことらしい(以下引用)

■というわけで、U12に乗ってWittenbergPlatzへ。そこでU3に乗り換え、AugsburgerStr.に戻る。スーパーplusで買い物。ここには19セント(約30円)のプリン等があって、やたら安い。一旦ホテルに戻って、地図を確認し、夕食として、インビス(ドイツの軽食スタンド)でカリーブルストを購入するべく、ガイドブックに紹介されていたBier'sを探して出発。
・AugsburgerStr.(U3)⇒Wittenbergplatz
ここで、U1のUhland Str.行きに乗ろうとたら、またもやU12が登場。さすがに学習したので、U12の表示にめげずに進んでいくと、ちゃーんと(?)U1のホームが現れた。U1のUhland Str.とWittenbergplatzの間は折り返し運転をしているということなのか。来た電車が来た方向に戻っていった(スイッチバック?)
■さて、Uhland Str駅から、Bier'sを探して歩くが、なかなか見つからない。どうやら行き過ぎてしまったらしい。諦め半分で戻りながら探していると、ようやく見つかった・・・。そして、注文の仕方がわからなくて様子を窺っていると、後から来た人にホイホイと順番を横取りされてしまうので、意を決してぐいと前にでて注文(ドイツ語じゃなくて、やっぱり英語・・・)。パンもつけてもらって、無事にテイクアウトすることができた。通じて良かった。またもや小雨がぱらつく中を、(艱難辛苦?)来た経路を逆もどりする形で地下鉄を乗り継ぎ、ホテルに戻る。そんなこんなで、ようやく、スーパーでゲットした酒とともに、ベルリン名物・カリーブルスト(Currywurst)(ソーセージにカレー粉をどっさりまぶし、ケチャップをかける)を食すことができたのであった。


↑艱難辛苦の末、Bier's で買った Currywurst

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