極楽多摩テック温泉で一日遊び呆けた後、自宅の最寄り駅まで戻った我々は、そのまま近所のカラオケ屋に繰り出した。土曜の夜に客なんかいねーよ、とか言いながら行ったのだが、なんとも意外にも大人気大賑わいであった。19時30分から入室。
飲み物だの食べ物だの注文し、もたもたと曲を入れ、ガイドボーカル(音痴にゃ必需品)を大にして、さて、ふんふんとスタートしたところへ、飲み物を持った店員が入室してきて、してきたと思ったら次の瞬間にはまるたがビールを浴びていた。??何が起こったのかその時すぐに理解できなかったんだが、どうやら、店員が何の脈絡もなくお盆からビール入りのコップを取り落として(?)まるたに向かってまっさかさまにひっくりかえし、まるたのジーンズだの、テーブルだの床だのにビールを飲ませた、ということらしい。
どひゃー。いったいどうするとそんなすごいことになっちまうんだ?クレームを言うのは苦手なので、おぶおぶするだけだったけれども、「クリーニング代よこせこんにゃろー」ぐらい言っても良かったか?っつっても、ジーンズじゃね。
団体が居たためか、注文した料理は1時間ぐらいあとにならないと出ませんといわれた。2時間予約していたのでまあ、いいかと思っていたが、予定の2時間が過ぎるころになってもまだ頼んだものが全部出てこない。にもかかわらず、ちゃんと電話(延長の確認のための)はかかってきたもんだから、悔しくなって(?)にゃろーまだ食い物来てねえんだぞう、どうしろっつーんだよう(という主旨のことをもっと普通の言葉を使って)と訴えて勝手に延長した。だって、まだ出てこないんだもーん。唐揚げが。
結局、予定を1時間オーバーし、22時30分過ぎまで居たけれども、唐揚げはついに来なかった。
もう知っている歌もなくなったし、声も出なくなったし、とぼとぼ退散。さすがにこのままひきさがるわけにはいかないので、まるたが事情を訴えたところ、いろいろ値引きになり、部屋代は、3時間居たけれども2時間分のみ、食べ物代は全て無料、ということになったのかな。申し訳ありませんという安っぽい言葉と共に、それで丸め込まれる我々。
うっひょひょひょひょ。
まあ、しかし歌ったことのない歌を試して遊ぶ時間ができて良かったなあ。
「採点」システムが稼動しており、いちいち点数が出る。いまいち基準がわからん。音痴は承知しているのでそれ自体はいいんだが、「え?今の歌よりさっきの歌のほうが点数が良いって(または悪いって)どういうこっちゃ」と思うことがしばしあり、いったいどうやって採点されているののかと不思議に思ったね。
ビールを飲んだジーンズは、明日洗濯だ。
洗濯する日は、正確には今日ね。