10月15日から21日まで、1週間休暇を取って、フィンランドへ行ってきた。主目的はオーロラ。せんせーが研究に研究を重ね?時期と訪問地を決定したのである。以下は毎度のことながら我々の珍道中を備忘録として記すのである。
15日、朝6時ころ、最寄り駅を出発し成田へと向かう。成田空港11時発のフィンランド航空で、一路ヘルシンキへ。ヘルシンキで乗り継いでロバニエミまで行くのが初日の全行程。ヘルシンキ着が予定より早く14時40分ごろ。到着したヘルシンキヴァンター国際空港はげろ混み。ここで20時55分発のロバニエミ行きに乗り継ぐまで、空港内でウロウロしたり、端のほうの人が少ないロビーでぐったり椅子に座ったりしながら過ごしたのである。
そんなこんなでロバニエミには22時10分定刻に到着。現地日本語係員の出迎えを受け、ホテルまで車で送ってもらった。宿はロバニエミの街から少し離れた丘の上にあるSky Ounasvaara。屋上にオーロラ鑑賞のための設備がある素敵なホテルなのである。しかしこの日は曇り。オーロラが出たら部屋に電話をもらえるサービスを頼んだのだが、オーロラは現れなかった。
翌朝は雨。折角なので、宿泊者のみが利用できるというオーロラ鑑賞のための屋上に登ってみた。
朝食を済ませ、チェックアウトし、まずはガイドさんの案内でサンタクロース村を観光。9時20分にホテルロビーで、同じホテルに泊まっていたもう一組(女性2人)と合流。さらに別のホテルに宿泊していたもう一組(これも女性2人)をピックアップしサンタクロース村へ。
サンタクロース村へ着くと最初にサンタクロースさんとご対面。記念写真を撮影し何やら怪しげな会話を交わす。なぜか日本語が堪能。記念写真は有料。A4サイズが30ユーロ。ポストカードサイズ5枚セットが35ユーロ。動画もついたダウンロード版が40ユーロ。迷った末にダウンロード版を購入。結果これが正解だったかも。他の2組もどうやら動画を購入。動画は2分程度あり、やはり動いている画面を見るとその時の様子が思い出される。ダウンロードした静止画のプロファイルを見ると、Canon EOS-1D Xとある。かなりの高精細。
サンタさんとのご対面の後、ガイドさんの案内で11時ごろまで園内を回る。その後12時半ごろまで自由行動。12時半からに全員で昼食タイム。ラップランドの食材を使ったオリジナルメニューとのこと。記念写真も撮ってモラタ。
昼食後14時30分まで再び自由行動。この間にクリスマスに届くというクリスマスカードを注文。ちゃんと届くかなあ。
さて、14時半に迎えの車が来てサーリセルカに向かう予定だったのだが、運転手が当日の予定をすっぽかしたらしく、ガイドさんが急遽別の運転手さんを手配。15時半ごろようやく出発。途中16時40分ごろソダンキュラでトイレ休憩。1ユーロ必要との事前情報があったが、店員さんに何も言われなかったのでただで使った。少し時間があったので、ビールなどを購入して少し休む。ここで運転手さんがおもむろにワイパーを購入。何度か選びなおしていたため少し時間を要した。17時再出発の予定が17時20分ごろ再出発。19時ごろサーリセルカのRiekonlinnnaホテルに到着。部屋番号は010.フロントでお姉さんが、2階に上がって向こうに行く、みたいなことを言われたのでエレベータで2階に上がり案内に従って歩いていくと途中で目指す部屋番号表示がなくなりあたふたする。もう一度確認しようと一度戻りかけると、同じ宿に泊まるもう一組と遭遇。怪訝そうな顔をされたが途中の表示を見て納得。意を決してさらにずんずん進むと、下に降りるエレベータがありおいらたちの部屋番号案内表示も復活。ようやく部屋にたどり着けました。ドアを開けて明かりのスイッチがわからなくてウロウロしていると、隣のお姉さんからクローゼットの中にあると教えてモラタ。
荷物を置いてスーパーに買い出し。外は大雪で歩きづらい。豪華夕食を購入し部屋で食事。この日もオーロラなし。最終日にかける。
3日目。朝から小雪。夜オーロラ観察に向かうことにしていた、カウニスパーの丘を下見。大雪で夜再び来るのは無理だなと思いながら丘の頂上を目指していった。丘の上にはレストランHuippuがあり、サーモンスープが絶品との触れ込み。それを楽しみに厳しい雪中行軍を続ける我々。ようやく丘の上につくと、すでに開店時間のはずなのに店が開いている様子がない。入り口に張り紙があり、10月1日から11月16日までお休みとのこと。がっくりと肩をおとして、頂上を後にする我々。
すっかり昼食難民と化した我々は、レストランを捜し歩くもどこも休業だったり15時開店だったり。スーパーでパンを購入してホテルで食した。
午後はオーロラ観察に備えてホテルでゆっくり休む予定だったが、目的はともかく結果として「ホテルで休む」というのは予定通り。ここでまるたiPhone紛失疑惑発生。朝食の時には確実にあったので、朝食会場に置き忘れてないかとかいろいろ確認したが、ない。ひょっとして同じ時間帯に食事していた中国人とみられる2人連れが、置き忘れたやつを持って行ったのでは?などと詮索。がっくりと肩を落としてその後の対策を検討。ipadから探すも反応がないのでとりあえず悪用はされていないと判断。
夕食は予定通りTeerenpesa。Huippuで食べられなかったサーモンスープをここで食べた。うまかった。
その後スーパーでお土産物などを物色。部屋に戻って何気なく菓子を入れていたレジ袋を持ち上げると、その下からiPhone発見。疑って悪かったよ中国人などと言いながらホッとするまるたさん。気を取り直してサウナへ行ってみた。貸切だった。15分くらい入っていた。石に水をかけるとサウナないが温まる。
外は曇り空。天気予報サイトで午前3時ごろ晴れ渡るとあったので、2時ごろから1時間ごとに起きて外を確認するも晴れることはなくしまいには雪が降ってきた。オーロラは出なかった。
翌日は、午前中ウルホケッコネン国立公園をハイキング。秋のさわやかな国立公園を楽しくハイキングのはずだったが、雪道を雪中行軍。予定していた6キロコースはあきらめて、2キロのコースを回った。
12時にチェックアウトし、荷物をラゲージルームに預け散歩に出かける。シウラショッピングセンターが近くにあるというので行ってみた。なんかしょぼかった。スーパークーッケリに併設しているカフェで、昼食。注文の仕方がよくわからず、店員さんにメニューを出してもらい、サーモングリルを注文。サラダとパンとコーヒーもついていた模様。ここでうだうだと時間をつぶす。無料Wi-Fiもあり時間をつぶすには便利だった。16時過ぎまでうだうだし、ホテルで荷物を引き取り、16時35分発のイヴァロ空港行きのバスに乗った。イヴァロ空港からヘルシンキへ。到着が20時50分。フィンエアーエアポートバスで中央駅まで行き、22時過ぎにホテルにチェックイン。
24時間営業のスーパーが隣にあったので、夕食を買い出し。惣菜とビールとジュースで豪華夕食をいただく。
翌朝6時半ごろに朝食。都会のヘルシンキは朝食の出足が早い。7時半ごろホテルを出発。中央駅でトラムのチケットを購入。カンピ礼拝堂を見物。フェリー(タリンクメガスター)でタリンへ。タリン旧市街のオルデハンザで昼食。ライコヤ広場、聖ニコラス教会、アレクサンドルネフスキー聖堂、トームベア城、展望台、塔の広場、聖オレフ教会、太っちょマルガリータなどを駆け足で観光。最後まるたがDターミナルへの道を間違えて、ショッピングセンターには寄れんかった。
帰りの港の売店で酒とお菓子を買ったが、酒が異様に安かった。周りには、酒(ビールやロングドリンク)を箱買いでヘルシンキの戻る客が多数いた。
最終日、朝食、チェックアウト後荷物を預けヘルシンキ観光。中央駅でデイチケットを購入し、まずは、スメオンリンナ島へフェリーで向かう。その後ウスペンスキー寺院、ヘルシンキ大聖堂、テンペリアウキオ教会などを見物。カフェエンゲルで昼食。公園を散歩しつつホテルへ戻り荷物を引き取る。14時10分のエアポートバスでヘルシンキ空港へ。
17時15分発だった成田行きが、乗り継ぎ便の遅れにより、出発が18時5分となった。成田には日本時間9時半過ぎに到着。楽しい北欧の旅は終了しました。
オーロラとHuippuはいつかリベンジせねばな。
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