2日目の朝。忘帰洞が男女入れ替えということで、せんせーは6時に起床し早速入りに行った。おいらは夕べの風呂めぐりの疲れから朝食時間まで部屋でごろごろする。
朝食もバイキングで窓際の席に座ってのんびり食べる。
食事後残りの2つの風呂「磯の湯」「玄武洞」に行く。磯の湯は内湯。完全貸しきり状態。続く玄武洞も貸切状態。どちらもゆっくり堪能。
早朝の時点では雨が降っていたが、チェックアウトするころにはすっかり上がっていた。
9時にチェックアウトし紀勢本線と熊野交通バスを乗り継ぎ潮岬灯台へ行く。灯台の上まで徒歩で登るとそれほどの高さではないが下を見ると結構怖い。
続いて本州最南端の地の碑まで歩く。ここでのどが渇いたのでポンカンジュースを買って飲む。記念写真をとった後、潮岬観光タワーに上る。ここの展望台は灯台とは違い広く安心して周りを見渡すことができる。
タワーから降りる途中でゆず蜂蜜ジュースを試飲した。
その後、バスで串本駅まで戻り昼食どころを探す。ガイドブックに載ってた店は、バスで通りすぎてしまったため、駅から少し歩いたところの、すし屋「政美」に入った。3つある座敷の真ん中でうでっとしながら1人前1,000円の寿司を注文。1時過ぎまでうだうだする。
政美を出て、徒歩で20分ほどのところにある「橋杭岩」まで歩く。奇妙な形に侵食された岩が並ぶ中を散策。日を避けるところがないため、暑い。みやげ物やの自販機でミネラルウォーターを買い、軒先でしばし休む。
2時を回ったあたりで2時11分のバスに乗るべくバス停方面に向かう。ここからバスで紀伊勝浦まで戻る。バスはほとんど貸しきり状態で、まるでタクシーに乗っているようだった。海岸線をずーっと走っていくため景色も良い。50分ほどで紀伊勝浦駅へ到着。我々がバスを降りると、なぜかここで小学生の軍団がバスに乗り込んできた。危ないところだった。
本日の宿は「ホテル中の島」。前日同様専用船で宿へ向かう。チェックインすると部屋がグレードアップされており、豪華な「潮聞亭」へ通された。ラッキー。宿へつくと早速露天風呂へと向かった。時間が早かったせいか貸しきり状態。ここの露天風呂は2階が女性用、1階が男性用なのだが、2階から1階が完全に見えてしまう。また、2階に入っている人が湯船のヘリ(海側)によると、1階から丸見え。どひゃー。一度部屋に戻り一休みした後、夕食までまだ時間があったので、もうひとつの風呂にも入った。
夕食は部屋食。6時半からと時間指定していたのだが、6時15分ごろ部屋に戻るとすでに用意されていた。勝手になべや鉄板焼きに火をつけ始めることにした。しばらくすると部屋係りがやってきて、続きの食事を次々と持ってきた。うーん、うまい。締めには名物らしい「もずく雑炊」。これも結構うまかったので残さず食べきってしまった。
夕食後は前日の疲れなどもあり、温泉へ行くこともなくぐったりとだるまになってしまった。
2日目の夜はこうして暮れていった。
忘帰洞は左側(前日男湯だったところ)のほうがずーっと広くって(5倍ぐらい?)すばらしかった。ああなんてすごい!と堪能し、脱衣場に出たところで、大事件が!!
そしてその事件は、驚愕の事実とともに解決するのであった。