秋になり、いよいよマラソンシーズンの幕開け。
越後湯沢秋桜ハーフマラソンに参加してみた。
温泉旅行も兼ねた我々は、前日に現地入り。越後湯沢駅改札を出ると正面に、「歓迎」の大きな看板が。町全体で盛り上げようという雰囲気が伝わってくる。
改札を出て、正面の「雁木通り」を見て回る。入り口付近で草団子の試食をゲット。これ勝手に食べていいのと驚くくらい、大きな団子。さらに奥へと入っていくと、沢山の試食が。八海山酒饅頭や八海山ケーキなどを次々試食。
一番奥のほうに行くと、何やらお酒のコーナーが。500円で5種類の酒を利き酒できるという「越の室」。早速受付で500円を払ってお猪口とコイン5枚をもらう。飲みたい酒のところにコインを入れてボタンを押すとお猪口1杯分のお酒が出てくるというシステム。うきうきしながら酒を吟味するまるたさん。
一通り利き酒を終えた後、前日受付コーナーを探しに改札方面へと戻る。回りにはそれっぽい(大会参加者)人が沢山いるのだが、特に受付へと向かう流れはない。うろうろ探しながら歩いていると、「前日受付会場」の立て看板を発見。早速受け付けを行うと、ナンバーゼッケンとともに、参加賞の「タオル」「魚沼産コシヒカリ(450g)」もゲット。ほかに温泉無料入浴券が2枚、雁木通りで使える割引クーポン4枚つづり。
今回の宿は、越後湯沢駅から徒歩5分くらいの「松泉閣 花月」。チェックイン時に「おかえりなさいませ」、チェックアウト時には「いってらっしゃい」とあいさつするお宿。
早速温泉につかり、うでっとする。さらに夕食にはサービスで上善水如が2合(一人1合ずつ)。ハーフマラソン参加前日だというのに、浮かれ騒ぐ我々。
大会当日は7時半に朝食をとり、8時過ぎに宿を出ようとすると、なんと宿の車で会場まで送ってくれるというではないか、駅からシャトルバスに乗るつもりだったのになんてラッキー。
会場に着くと既に沢山の人が集まっていた。天気も良く絶好のランニング日和。
荷物を預け、「ミス駒子」などによる開会セレモニーや上武大学駅伝部監督によるストレッチを行い、いよいよスタート地点へと向かう。
ハーフの参加者数は約2400人と程よい人数。のろい我々は最後尾からスタートしたが、スタート地点まで2分とかからなかった。
コースは前半は6キロ過ぎまで延々と上りが続く、結構ハード。しかし昨年までとコースが変更になり若干上りの距離が少なくなったらしい。
上りきると17キロ地点まで下りが続く。下りきったところから最後ゴールに向かうまでちょっとした上りが続く。高低差はかなりある(250m)がアップダウンが連続しているわけではないので意外に楽だった。
また、最後尾からのんびりスタートしたおかげで、最後の上りで歩いている遅いランナー達を次々抜いていけたので結構気持ちよくゴールできた。ゴールタイムは2時間25分ちょっと。
非常に良い大会でした。来年も参加の予定。但し、今回、宿が豪華すぎたのでランクを落とし、さらに食べ過ぎないよう少なくとも前日は朝食のみプランとする予定。
ゴール後のトン汁がうまかった。
12時過ぎから豪華商品があたるジャンケン大会に参加してみたが、全敗。上善水如をもらいたかったなあ。
12時半ごろシャトルバスで越後湯沢駅へ戻る。時間が遅かったせいか全く混んでいなかった。シャトルバス乗り場付近で「コスモス」を発見。そういえばコース上ではほとんど見かけなかったな。猛暑の影響か?
宿に戻って、温泉につかり汗を流してから再度駅なかの「へぎそば」屋へ向かう。二人でへぎそば1人前とてんぷら、ビール、ジンジャーエールを注文。店員から「へぎそば1人前ひとつですかあ?」とか聞き返された。(そうだよ。1人前ひとつなんだよ。昼にトン汁食ったからそんなに腹は減ってねえんだよ。)と心の中で悪態をつく。へぎそば自体は大変おいしかったっす。食後、土産物屋を回り明日のお土産候補を吟味(試食)。
そして18時半から宿でふたたびちゃかぽこ開始。前日に引き続き浮かれ騒ぐ我々。
この日は10時から貸切風呂を予約。源泉かけ流し。極楽であった。
翌日10時にチェックアウト。「雁木通り」でお土産をゲットし11時2分発の新幹線で帰路につく。
2010越後湯沢秋桜ハーフマラソン参加記
意外とおいしかった洋食の朝食
温泉旅行日記だな。
立派な和風旅館なのに、朝食に洋食を選択可能で、しかもその洋食が立派だったのが良かった。
どうせパサパサのパンかなんかが出てくるんだろうと思っていたのに、そんなことはなく、なにやらあたたかくておいしいパンに、オムレツにグラタンにコーヒーにサラダにデザートに・・・。
バイキングではない洋食の朝食でこんなにまともなものは今までになかったな。